校長室より【児童生徒会総会】
入力日
2022年5月26日
内容
児童生徒会総会
夜明け前の暗いうちから、鳥はさえずり始めます。先日、本校北門近くで、うぐいすの鳴き声を聞きました。ひと月ほど前と比べると、ずいぶん長く上手に鳴けるようになっていました。しばらく耳を澄ましてみると、異なる方向から聞こえてきます。どうやら2羽のうぐいすが互いに鳴き声を競っているようでした。
本校舎西玄関につばめが巣をつくっているのを見つけました。完成するのを楽しみに10日ほど毎朝観察していましたが、途中で巣づくりをやめたようです。少し残念です。本校舎小学部の中庭では、梅の枝にたくさんの実がなっています。分校舎の西側の花壇にはバラの花が咲いています。校内のあちこちに色とりどりの花々が咲き、木々の新緑が日ごとに濃くなります。梅雨の蒸し暑さの直前、五月晴れが続いています。■ みなさんが主役
5月12日に本校舎児童生徒会総会、5月19日に分校舎児童生徒会総会がそれぞれ開催されました。総会の準備として児童生徒のみなさん全員で、よりよい学校生活を送るために1年間の活動目標を考えました。総会では、それぞれ次のような目標が示され、一人ひとりが目標を達成できるようにがんばっていくとの思いが伝わってきました。大いに期待しています。
・本校舎小学部
「明るく楽しく元気に過ごそう」
・本校舎中学部「みんなで仲良く、思いやりのある学部にしよう」
・本校舎高等部「日々成長」
・分校舎「元気にあいさつ、勉強をがんばり、楽しい毎日を送ろう!」
本年度、本校には本校舎に65名、分校舎に20名、計85名の児童生徒(令和4年5月1日現在)が学んでいます。この2年ほどはコロナ禍のため、本校舎と分校舎の児童生徒のみなさんが互いに交流する機会もほとんどありませんが、同じ学校で学んでいる仲間がたくさんいることは意識してほしいと思います。
本校舎の児童生徒会総会は、校内5カ所をつないでのリモート開催でした。内容は、前年度の経過報告と反省、会計報告、規約について、本年度の運営方針、本年度の予算案などが提案され、要望事項とそれに対する回答が行われました。最後に後日書面による議決を行うこととし、閉会しました。1時間ほどの総会でしたが、役員のみなさんはじめ、児童生徒のみなさんの一生懸命さが伝わる総会でした。あたりまえのことですが、学校は児童生徒のみなさん一人ひとりが主役なのだ、との思いを強くした総会でした。
コロナ禍終息への見通しは立っていませんが、少しずつ良い方向へ進んでいると思います。今年度も児童生徒のみなさん一人ひとりが充実した学校生活を送っていくことを期待しています。(令和4年5月25日)
校長 鶴田 欽也閲覧数
311