肢体不自由教育とは

肢体不自由教育とは

肢体不自由とは、身体の運動・動作が不自由な状態にあることをいいます。すなわち、神経、筋肉、骨、関節などの運動・動作に関係する器官が、種々の外傷や疾病によって障害を受け、長期にわたって日常生活や学校生活を自立して行うことが困難な状態にあることです。この場合、外形上の形態やその原因は問題にされません。
したがって、肢体不自由の状態は、不自由な部位や程度によって様々です。右手や右半身だけの、あるいは両足の、さらには全身の運動・動作が不自由という場合があります。また、その程度も日常生活にさほど困難を感じないもの、クラッチや車いすを必要とするもの、さらには多くの活動に介助を必要とするものなどがあります。
そして、このような身体の運動・動作が不自由な状態にある児童生徒を肢体不自由児といいますが、これらの児童生徒には、その障害の状態に応じて教育上特別な配慮が必要です。
 
 

肢体不自由特別支援学校では

県内の特別支援学校は次のとおりです。
佐賀県立金立特別支援学校(本校舎・分校舎)
肢体不自由
佐賀県立唐津特別支援学校(本校・好学舎分校)
知的障害
肢体不自由
病弱
佐賀県立盲学校
視覚障害
佐賀県立ろう学校
聴覚障害
佐賀県立中原特別支援学校(本校舎・分校舎・田代分校)
病弱
知的障害
肢体不自由
佐賀県立大和特別支援学校
知的障害
佐賀県立伊万里特別支援学校
知的障害
肢体不自由
佐賀県立うれしの特別支援学校
知的障害
肢体不自由
佐賀大学附属特別支援学校
知的障害
 
本校には、肢体不自由の状態や発達段階等の多様な児童生徒が在学しており、様々な教育課程を編成し、個別の指導計画を作成するなどして、一人一人の児童生徒の実態に応じたきめ細かな指導を行っています。
また、児童生徒が可能な限り自らの力で学校生活を送ることができるよう、施設・設備にも様々な配慮がなされています。

Page
TOP