第65回文化発表会
入力日
2022年11月4日
内容
10月29日(土)「Catch a Moment~あなたに感動と幸せを~」をテーマに、第65回文化発表会が行われました。今年は全学年の生徒が体育館に入ることができ、発表者、発表学年の保護者の方にも参観していただくことができました。
7日間という短い準備・練習期間でしたが、どの学年も素晴らしい劇や展示・和太鼓、吹奏楽部の迫力ある演奏、授業中や夏休みの力作(社会科・理科・書写・美術)、美術部のみごとな作品、個人発表(少年の主張・ダンス・太鼓)等、見応えのあるものばかりでした。
校長先生の講評の言葉を借りて、各発表を紹介します。
和太鼓「響」
大和太鼓は、短い期間でよくぞここまでそろえた。よくここまで頑張った。最初は、鳥肌が立ち、途中から体が熱くなってきました。生徒会のオープニング
「学校っていいな」という、頑張ろうという気持ちにさせてくれました。少年の主張「勇気をもらった声と仲間」1年生
引っ越しのため大和中に入学した時、友達が一人もいなかったのに、声をかけてくれた人がいたおかげで友達ができた。そして自分自身も声をかけられるようになった。そして自分にとって価値ある人を増やしていったという体験を話してくれました。ダンス(1年生・2年生)「wannabe,break heart myself」
ああなれたらいいな等、いろんな思いを練習して頑張ってきたんだろうなと思わせるものを動きで表現してくれました。1年生劇「おばけのチャチャチャ」
楽しいことばかりに見える「お化けの世界」と、苦しいことばかりに見える「人間の世界」どちらかを選ぶという場面で、人間を信じたいという心と、信じようというメッセージが、本当に伝わってきて素晴らしい劇でした。「佐賀を知ろう」ということで作ったご当地キャラ「モザイクアート」「大和スイッチ」の取り組みも、本当に心温まるものでした。少年の主張「声をかける勇気」2年生Tさん
以前、バスで席を譲ってもらった経験を思い出して、自分も勇気を出して席を譲った。良い出会いを、自分を高めることに活かして、そして成長しているということを話してくれました。ダンス(2年生)「Leave it all to me」
太鼓(2年生)「飛翔」
7年間かけて練習した人たちの音は、何かさらに熱いものをやってきた人でしか出せない音が体にどんどん入っていくような、凄いなということを感じました。2年生の動画「プロフェッショナル仕事の流儀」
見た人みんなが、仕事について関心を持つ工夫がたくさん入っていました。仕事しようかなという気持ちにさせてくれる動画でした。2年生劇「Our dreams」
働くことは、誰かを笑顔にすること。そして、どれほど価値があることか、どれほど価値が高いことかを表現してくれていたと思います。劇の中で、お父さんの仕事を馬鹿にされた時、お母さんがいかに価値ある仕事であるかということを話してくれた時、価値があるんだって言ってくれる人がいて本当に嬉しくて涙が出ました。吹奏楽部の演奏「ベストヒットメドレー」
県吹奏楽コンクール B パート金賞を獲得していましたが、4月頃に聴いた頃とは全く別の音になっていました。今日の演奏をあらためて聴いて、すごく練習を積み重ねてきたんだろうなと、素晴らしい演奏をに感動しました。K先生、O先生、T先生の寸劇、おもしろかったです。アーニャ可愛かったです。アンコールでの踊りも楽しかったです。まさかO先生やU先生が入っているとは思いませんでした。こういう瞬間を作ってくれた吹奏楽部の新たな魅力を披露してくれて嬉しかったです。ダンス(3年生)「Crazy ovfr you」
3年生劇「ジャンボ・ドリーム」
重たい内容の劇だったんだと思うんですが…。宝くじの3,000万円が当たって、友達が持ち逃げしたんじゃないかと思って警察に行こうとしたけど、その時に、友達を信じたいという強い気持ちが含まれていて、それが本当に人を信じてるというメッセージを感じて涙が出ました。生徒会のエンディング
スクリーンに、生徒全員の名前が映し出されましたが、一つひとつの中に本当に温かい気持ちが伝わってきました。校長先生の講評
自分の思いを、あるいは自分自身を、いろんな形で表現するということは、心が大きくなる。あるいは、安定するためには、そして大人になっていくためには、とても大事な行為だそうです。(中略)
人間として生まれて良かったなって改めて私は思っています。人間として生まれたからこそ味わえた気持ち、味わえた瞬間だったと思っています。その中に本当に価値あるものをたくさんたくさん皆さんは込めてくれました。そのおかげで見ている人たちも本当に価値ある出し物にふさわしい観衆になっていました。それを楽しめる、それを味わえる、あなたたちはレベルが高いです。佐賀県1、あるいは日本1、世界中に誇れる皆さんだとあらためて思っています。あなたたち一人ひとりが大和中です。大和中は箱ものではありません。あなた達が大和中です。あなた達とこの瞬間を分かち合えたことを誇りに思っています。本当にありがとうございました。これからもどんどん輝いてください。
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