2学期最初のペア研(3年1組 算数)
入力日
2020年9月4日
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本校の校内研究では、「多良小学校教育の質的改善」ということで、授業研究についても大人数ではなく、ペアを基本として、年間4回計画しています。研究授業もあまり特別な授業ではなく、日々の授業の中で、自分が課題をもって取り組んでいるところに特に力を入れた授業を見てもらうようにしています。
9月4日(金)の4校時は、3年1組で井上葉子先生のペア研の授業が行われました。
単元名「あまりのある割り算」で、 23÷5=4あまり3 が正しいかどうかを考える授業で、本時のめあては「わり算の答えのたしかめ方を考えよう」でした。
「計算で確かめられる」と主張する女の子もいましたが、まずは、ブロックを用いて、実際に操作してみました。2人組になり、23個のブロックを5つずつの括りで分けていきました。
確かに、「あまり」まで合わせると、ちょうど23個になりそうです。前の黒板でやってくれる人を尋ねたら、たくさんの手が挙がりました。
黒板で実際に操作してくれましたね。
次に、実際に計算で「できるかどうか」で考えることができるようにします。
それぞれに考えたことをペアの相手に一生懸命に伝えようとしています。
一人では考えるのが難しかった児童も友達と確認し合っているようでした。
5×4=20 20+3=23 という式を書い友達が前で図を使いながら、説明してくれています。
でも、ここがなかなか難しかったですね。
5×4+3=23 という式を考え、わる数とわられる数をかけ合わせ、あまりをたしたときに、元の数と同じになっていれば、どうやら合っていそうだということに気付きました。
「もう1問、問題を解きたい!」という子どもの声に応えて、25÷3=7あまり4 という式が正しいかどうかを考えます。先ほどの考えでいくと、3×7+4=25 で「正解」という声も上がりましたが、「わる数」よりも、「あまり」が大きかったので、残念ながら、もっとわれるみたいでした。
結局、25÷3=8あまり1 が正解ということでめでたし、めでたし。
最後に、本時の授業のまとめと振り返りをして、終わりました。
3年1組の皆さん、井上先生、お疲れ様でした。
来週は、初任者研修の授業で、3年2組の樋口先生が授業されます。