ペア研、始まりました!
入力日
2020年6月17日
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今年度、多良小学校の校内研究では、「多良小学校教育の質的改善」という研究主題を掲げ、各自の授業と分掌に関わる取組の質的改善に取り組んでいます。「質的改善」とは、これまでも取り組んできたことに対して、「それは何のために行っているのか」「そのことで子供にどのような力が付くのか」「果たして、本当に力はついているか」といったような視点で見直しを図り、本当に意味ある取組となるようにしていくことと捉えています。
授業の質的改善については、日頃から不断の見直しを図るとともに、ペアや小グループでそれぞれに年間4回の授業研究会(ペア研)を行うようにしています。第1回目の計画が公開され、さっそく本日からスタートしました。
6月17日が初日で、小野原先生と太田先生が授業に取り組まれました。ひまわり(特別支援学級)の授業で、参観者は森山先生です。
小野原先生は6年生の算数の授業で、分数の計算について整数の場合と同じ関係や法則が成り立つことの理解を図り、そのきまりを活用して、計算の仕方を考えるという授業でした。ボードに色カードを使って、きまりを捉えやすくさせるなどの工夫をしながら、授業を進められていました。
太田先生は1年生の算数の授業で、ひき算について学んでいました。たし算を用いる場合とひき算を用いる場合を考え、「ひっぱれ!ひき算」というキーワードで、ひき算の立式ができるようになるように工夫を凝らして授業を進められていました。
授業を参観している森山先生と教頭先生もできるだけ遠目から児童を刺激しないように配慮して参観し、できる限り、いつも通りの授業となるようにとしています。
どちらの授業も、子どもたち自身がボードを使って考えたり、実際に書き込みしたりしながら学んでおり、最後まで集中を切らすことなく、一生懸命に取り組んでいたのが、とても印象的でした。
お二人とも、普段の授業でも1時間1時間の授業のためにたくさんの準備をしながら取り組んでいただいています。
お二人ともお疲れ様でした。ベテランが先陣を切っていただき、ありがとうございました。
ペア研は明日からも続きます。
ペア研の予定は以下のようになっています。