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佐藤可士和氏による公開授業を実施しました。
入力日
2019年4月23日
内容
4月19日(金)、ユニクロやセブンイレブン、楽天などのロゴなどのデザインやブランディングプロジェクトを手がけている、日本を代表するクリエイティブディレクター佐藤可士和(さとうかしわ)氏による公開授業を、有田工業高校の隣の佐賀大学有田キャンパスのスペースをお借りして開催いたしました。
昨年度行われた佐藤可士和さんとの授業で、卒業したデザイン科3年生が考え、2年生を含む投票で決めた課題研究テーマが「ENTER~有田inc×可士和ism」です。
今年度はそのテーマをもとに「地域とつながる学校魅力づくりプロジェクト」の一環で、3年生の課題研究のアドバイザーとして指導・助言していただく予定です。
この日は本校生徒と保護者、卒業生や佐賀大学生、更に中学校の先生方や地域の方など200名を超える方が集まりました。
まず、佐藤可士和さんがクリエイティブディレクターとして、「SAMURAI」を起業されたことや、そのロゴデザインに関してお話しされました。
次に「ユニクロ」と「ヒートテック」や、「セブンイレブン」「Tカード」「楽天」など、ロゴなどのデザインやブランディング、更に危機的状況から復活を遂げた「今治タオル」など、幅広く手掛けられたお仕事の話をじっくりしていただきました。
また、有田焼創業400年において、有田焼を手掛けることになったいきさつ、伝統的な制作方法に対して革新的な手法に挑戦し苦戦されたこと、そして卒業した本校デザイン科3年生との出会いのエピソードなどもお話ししていただきました。
質疑・応答の時間には、本校生徒だけでなく大学生や、地域の方々から次々と繰り出される質問に対して丁寧にわかりやすく答えていただきました。
また、これから日本だけでなく世界で必要とされていくデザインやその考え方(Design Thinking)について学び、可能性と奥深さを知ることができました。
後半のグループ学習では、それぞれ「有田」の何について課題を設定し、研究や制作をしていくかを議論している生徒たちにアドバイスをいただきました。
次は9月27日(金)の中間発表会、そして年明けの1月24日(金)の課題研究発表会にアドバイザーとして来ていただく予定です。
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