学校長あいさつ
有田工業高等学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
令和6年度、校長を務めます馬場光弘です。
本校は、明治14年、日本で初の陶磁器産業の技術者養成機関として設立された「勉修学舎」(ベんしゅうがくしゃ)を源とします。以来、その建学の精神は、明治33年創立の佐賀県工業学校有田分校に受け継がれ、令和2年に120年を迎えました。これまでに約19,000名の人材を地元の産業界はもとより、国内外に出しており、県下屈指の「歴史と伝統、実績」を誇る工業高校として更なる発展を目指しています。
東京オリンピックの聖火リレーで使用された美しいトーチのデザインは、本校デザイン科卒業の吉岡徳仁さんによるものです。
また、平成25年夏に続き、令和4年度には春夏連続甲子園出場の快挙を成し遂げた野球部や、全国高校総体常連のウエイトリフティング部など、多くの体育部・文化部が活躍する活気溢れる学校であり、地域に密着し、地域に愛されている高等学校です。
本校の初代校長である納富介次郎(佐賀県小城市出身)が創設した、石川県立工業高等学校、富山県立高岡工芸高等学校、香川県立高松工芸高等学校とは、平成12年に姉妹校交流を締結しました。以来、各校との交流を続けています。また、韓国陶芸高校とも平成17年に姉妹校交流の関係となり、生徒たちは互いの作品(やきもの)を交換し、鑑賞することを通して交流を深めています。
校訓には「勉脩- 愛し、創り、光れ」を掲げ、生涯学び続けること(勉脩)を基本に、自らを大切にするとともに他人を思いやり(愛し)、新しいことに積極的に挑戦し(創り)、社会に貢献できる人間になること(光れ)を目指しています。
セラミック科、デザイン科は全国でも数少ない特色ある学科です。全日制では、「地域みらい留学」という取り組みにより、全国から生徒を受け入れています。有田町は自然豊かで人情味あふれる住みやすい町で、県外留学生のための宿泊施設も、町と県が連携して整備を行っています。佐賀県内はもちろん、全国のみなさん、有田工業高等学校であなたの夢を見つけてみませんか。
校長 馬場 光弘