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【芸術鑑賞】音楽劇を鑑賞しました
入力日
2024年12月3日
内容
去る11月21日(火)、令和6年度の芸術鑑賞を行いました。今年度のジャンルは観劇で、福岡を拠点に活動されている劇団「FOURTEEN PLUS(フォーティーンプラス)」様による演目「サンゲツキ」を鑑賞しました。
タイトルからわかる通り、この劇は、中島敦の名作「山月記」をモチーフに翻案された音楽劇です。順風満帆な人生を送ってきた主人公が自室に引きこもり、友人が心配して部屋を訪ねるところから劇は始まります。原作同様ケモノ(虎)になってしまった主人公を救おうと奔走する友人の姿を通して、「努力することの大切さ」「他者を受け入れる心を持つことの大切さ」が描かれます。
山月記を読んだことがある生徒、まだ知らない生徒がいましたが、劇が始まるとその演技と歌、照明などの演出にすぐに引き込まれていきました。熱心にステージに見入り、歌では手拍子が起きる時もありました。あっという間の1時間半で終演となり、生徒たちはキャストの皆さんに惜しみない拍手を送りました。
生徒たちの感想には、「主人公の悩みには、私たち高校生にも考えさせられるところがあった」「場面で表情ががらりと変わる演技に圧倒された」「歌やダンスのパフォーマンスが素晴らしく心が揺さぶられた」「山月記のことを全然知らなかったけれど、今回の劇を観て読んでみたくなった」など、劇から多くのことを感じ取ってくれた様子がうかがえました。
フォーティーンプラスの皆様、充実した時間をありがとうございました。■FOURTEEN PLUS(14+)公式サイト
※今回の演目「サンゲツキ」情報もご覧いただけます体育館が劇のステージに変身、セットに当たる照明が雰囲気を盛り上げます
ケモノになった主人公が道化たちに捕らわれます
友人が主人公に語りかける山場のシーン
原作のイメージを現代に置き換えた考えさせられる脚本です
音響や照明スタッフの皆さんは生徒の後方からオペレーション
劇が終わり、生徒代表から花束が贈呈されました
素晴らしい舞台をありがとうございました!
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