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【熊本農業高校×有工デザイン科】南園祭に行ってきました
入力日
2022年11月8日
内容
今年度、デザイン科で知財教育の一環として熊本県立熊本農業高校との連携事業を行っています。デザイン科への依頼内容は「熊本農業オリジナルのメロンを販売する際のリーフ等の販促物を制作してほしい」でした。5月にオンラインミーティング、9月に学校視察を行って、目標である文化祭(熊本農業高校の文化祭は「南園祭」と呼びます)の販売会に向けてデザインを行いました。
11月5日(土)の南園祭2日目、課題研究で担当した佛淵和花さん(デザイン科3年)が熊本農業高校に到着です。当日用に持ち込んだのは販売会の場所に設置する横断幕と立て看板。事前に作成して納品しておいたリーフレットのデザインを流用して、農産物販売会の広報に一役買いました。それにしても販売する野菜の大きくてみずみずしいこと!佛淵さんも驚きの表情です!「大根大好きなので買って帰りたいです!」と意気込んでいました。
ダイコンやキャベツ、キュウリ、そして今回目玉商品の「熊農メロン」の販売は、まず10時からの保護者向け販売会です。今年度やはり3年ぶりの一般販売を行う熊本農業ですが、感染対策は万全で、午後の一般向けと分散しての販売です。
10時に合図の花火があがると販売が開始されました。列を作ってお待ちだった保護者の皆様が次々と笑顔で野菜を手にされます。メロンはまだ研究中ということでお客様に説明しながらの販売で手間が要ります。佛淵さんもメロンを手渡す仕事をお手伝いしました。
なんと午前中でほぼすべての商品が完売してしまう盛況ぶりでした。残った試食用のメロンを持って校内をまわる佛淵さんも嬉しそうです。今回のリーフに使用した小麦色に日焼けした生徒のイラストみたいに、園芸・果樹科のみんなと笑顔で過ごすことができました。
今回、デザインに関する協力ができたことで、依頼側の意図や特徴を汲み取って求められるものを届ける難しさと重要さを体験することができたでしょう。熊本農業高校のご担当である多田太郎先生は「デザインが簡単に生まれるものではないというのがよくわかりました。シールやリーフレットは大事に使います」とコメントをいただきました。
佛淵さんの課題研究は一つ大きな節目となりました。12月に行われる生徒学習成果発表大会にも出場することになっていますので、1月の卒業制作展も見据えながら、今後は自分の仕事を検証する作業になりそうです。作成した熊農メロンのリーフレット。日焼けした女子生徒が笑顔でメロンを抱えるイラストです。コピーは熊農の園芸・果樹科の生徒さんたちが考えてくれました
販売用の野菜の数々!もちろんメロンも準備してあります
販売は園芸・果樹科の実習倉庫の一角で行われました
販売開始前からすごい数の行列です
開店早々、すごい活気で野菜が売れていきます
購入されたお客様にメロンを渡す佛淵さん
試食用のメロンを一緒にまわった研究仲間の木村葵さん(左・園芸・果樹科3年)
販売会を終えて、園芸・果樹科野菜部門のみんなと
プロジェクトチームの2人と。右は岩村朱莉さん(園芸・果樹科3年)
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