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【機械科】高校生ものづくりコンテスト佐賀県大会(旋盤作業部門)
入力日
2023年6月15日
内容
6月9日(金)~10日(土)の二日間、第21回高校生ものづくりコンテスト佐賀県大会(旋盤作業部門)が佐賀工業高等学校で開催されました。旋盤作業部門には県内6校の工業系高校から7名の選手が出場しました。本校からは機械科3年濵道智生さん(西有田中出身)が出場し、見事、最優秀賞に輝き、福岡県北九州市で行われる九州大会への出場権を獲得しました。
大会一日目は、機械(旋盤)の抽選・調整や予備切削、加工練習が行われました。抽選会では、幸先よく昨年度県大会で最優秀賞をとったときと同じ旋盤を引き当て、運も味方しているように感じられました。旋盤は、ハンドルやレバーなどを操作するときの感覚が機械によって多少異なり、機械の癖を見抜かないと本番での作業に支障をきたすことがあります。この日は、本番さながらの練習をして大会本番に備えました。
大会二日目、体育館で全体の開会式に出席したときには、緊張の表情を浮かべていた濵道さんでしたが、9:30加工競技がスタートすると表情が一転して、真剣かつ冷静な作業を約3時間という長時間、終始集中して取り組みました。普段の練習通り、落ち着いた手際よい作業でした。出場選手7名の中で、濵道さんが最初に作品を完成させました。競技を振り返り、一箇所だけ寸法にミスがあったことを反省して悔しそうではありましたが、やり切って安堵した穏やかな表情でした。競技終了後、結果が発表されるまで、ハラハラしながら時間を費やしました。部門閉会式で結果が発表され、見事に最優秀賞を受賞しました。7月8日(土)~9日(日)に福岡県北九州市で開催される第22回高校生ものづくりコンテスト九州大会に佐賀県代表として出場します。
大会後、濵道さんは今まで支えてくれたご両親や先生方、友人に対しての感謝の気持ちを述べたそうです。ものづくりを通して、人としても立派に成長した証ではないでしょうか。次の九州大会まで、修正すべき課題はまだまだたくさんあります。九州大会に向けて残り一か月、どこまで完璧な作品に近づけるかはわかりませんが、彼なら昨年度の成績を上回る結果を残してくれるのではないかと信じています。今まで多くの方々にご声援いただきありがとうございました。今後もさらなる応援をよろしくお願いいたします。
開会式の様子です
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