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【放送部】総文祭の奇跡!人気ラジオ番組「安部礼司」とのふれあい
入力日
2025年9月8日
内容
今日は夏の思い出話です。2025年の全国高総文祭は香川県で開催され、本校からは窯業研究部(美術・工芸部門・高松市)、文芸・茶道部(文芸文門・宇多津町)と、放送部が三木町で行われた放送部門に参加しました。
■【放送部】全国高総文祭、かがわ総文祭2025にやってきました(高松に着きました編/7月29日掲載)
■【放送部】かがわ総文祭2025② 有田焼をアピールしてきました!(8月5日掲載)
放送部が香川に向けて7月29日(火)に出発する直前の日曜日、7月27日に東京FM系ラジオ局で放送された人気ラジオドラマ「NISSANあ、安部礼司~beyond the average~」の中で、次のような告知がありました。内容は「7月31日から3日間、山口、徳島、岡山を主人公の安部礼司夫婦がふれあい旅に出かけます。直接会いたい人は申し込んでください」というもの。この放送を聞いていたヘビーリスナーの放送部顧問、吉永先生は「31日、山口!もしかしたら会えるのでは?」とすぐに考えました。31日は大会日程を終え、山口を通って新幹線で帰る日だからでした。月曜に部員と相談し、ダメ元でさっそく申し込みました。
7月29日(火)の朝から、有田を発った原田美玖さん(M3)と西岡茉緒さん(C3)、そして吉永先生の三人。博多から岡山に向かう新幹線で吉永先生の携帯に見知らぬ番号から着信がありました。もしやと思いデッキで慌てて電話を受けると、相手は番組のスタッフさんでした。短い時間ですが、新山口駅でお会いできるという報せでした。3人とも大喜びです。もちろん、このことはシークレットで運ぶ段取りなので言いたくても誰にも言えません。
さらにもうひとつクリアする問題がありました。すでに往復の切符は購入済みなので、もちろん新山口駅で下車する予定はありません。短い時間とはいえ、同じ新幹線に乗ることは無理なので予定を組みなおす必要がありました。有田につく時間は当初から早い時間ではなかったのでこれ以上遅れることはできません。大会日程と突き合わせながら出発時間などを調整して、新山口乗り換えでなんとか小一時間を確保できました。
胸の内に秘密を抱えながら、楽しく充実したかがわ総文を満喫した放送部はいよいよ帰路につきます。本来はお土産を抱えて「ありがとう香川!」とやり遂げた気分に満たされるのですが、3人は大きなミッションを携えて新山口駅に向かいました。
ホームに降りると、ラジオで聴き慣れた安部礼司さんと妻の優ちゃんが出迎えてくださいました!一番はしゃいでいたのは長年のファンだった吉永先生だったようですが、無事に短い時間の「ふれあい旅」に参加させていただくことができました。この様子は番組公式の各種ポッドキャストチャンネルで「たっぷり版」として公開されています。ぜひお聞きください。
実際に二人とお話しした原田さん(M3)は「母が番組の大ファンで、(保護者に出演了承を事前に連絡した際に)出るって聞いてすごく羨ましいと番組のこと、たくさん話してくれました。二人の役作りを見ていると、声がいいとか演技が上手とかではなく、安部礼司と優ちゃんがこんな人なのだと思えて、これがプロなんだって思いました」と余韻に浸っていました。
申し込んだ吉永先生は「安部君に『いつから聴いてくださってるんですか』と聞かれて、15年前の放送部員が面白いから台本買ってください!と薦められたのがきっかけだと答えました。その時にも言われましたが、そのきっかけこそ奇跡ですよね。当時の部員たちに感謝したいです」としみじみ。
この様子は先ほども紹介した番組公式ポッドキャストをはじめ、一緒に写った写真が公式SNSでも紹介されています。放送部にとって、20年も続くこの番組はまさにレジェンド、憧れの存在です。そんな2人と奇跡の出会いが果たせた夏は、大会と同じくらい大きな思い出になりました。安部礼司さん、優さん、そして透明人間のスタッフの皆さん、本当にお世話になりました、ありがとうございました!
■【たっぷり版】安部礼司のふれあいドライブ旅2025夏 ありがとうを伝え隊~山口、徳島、岡山へ!
(番組公式ポッドキャスト:Audee)
先生も入って安部礼司さん(右)と優さん(左)みんなで記念写真
部員の数だけステッカーいただきました!
奇跡のはじまりは放送部の資料になっている初期の安部礼司脚本です
いただいたステッカーを部員みんなに配って「ありがとうございました!」
部室にさっそく掲げて活動中です
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