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【放送部】第72回NHK杯全国高校放送コンテストに参加しました
入力日
2025年7月28日
内容
7月21日(月・祝)から24日(木)まで、第72回NHK杯全国高校放送コンテストが開催されました。有工放送部はラジオドキュメント、創作ラジオドラマ、テレビドキュメント、創作テレビドラマの4部門で出場しました。会場は23日までが国立オリンピック記念青少年総合センター「オリセン」、最終日の決勝はNHKホールです。
大会は22日(火)の準々決勝からスタートします。本校がエントリーした作品は以下の4つです。
・ラジオドキュメント「世代をつなぐ言葉」
・創作ラジオドラマ「誰色」
・テレビドキュメント「消すな!珍代五種」
・創作テレビドラマ「こだわりつくる」それぞれの会場で、全国の高校生たちが見守る中上映が行われました。翌23日(水)の朝に準決勝進出作品が発表され、テレビドキュメント部門、創作テレビドラマ部門で有工は準決勝進出を果たしました。
準決勝はテレビドキュメントが193作品から40作品、創作テレビドラマは96作品から20作品に絞られます。準決勝になるとどれも見ごたえのあるレベルの高い番組が出揃い、会場は不思議な緊張感に包まれます。
そして24日(木)、高校生がNHKホールに集結し決勝が始まります。最初に決勝進出者、作品の発表です。残念ながら本校の2作品は、決勝進出こそ果たせませんでしたが、両作品とも入選をいただきました。これはテレビドキュメントでは上位20作品まで、テレビドラマでは上位10作品までに与えられるものです。一言でいえば、全国ベスト20、ベスト10になったという事です。放送部としてはここ数年で最も優秀な成績と言えます。制作に携わった生徒たちは悔しそうな顔をのぞかせつつも、賞状と盾を手に満面の笑みを見せてくれました。
今大会の目標は「行こう、決勝」でした。果たすことはできませんでしたが、本気でステージに立てるところまで来たのだという実感は感じてくれたと思います。まだまだ力不足の部分はしっかり鍛え直して、日頃の放送部活動に励みたいと思います。また、これらの番組制作にあたっては、多くのご協力をいただきました。この場を借りて御礼を申しあげます。
オリセンに到着、今年こそ狙うぞ上位入賞!
番組の準々決勝会場、みんな上映される番組に集中します
ラジオドキュメント「世代をつなぐ言葉」を発表する草場双樹さん(E3)
創作ラジオドラマ「誰色」を発表する松尾愛音さん(D3)
テレビドキュメント「消すな!珍代五種」を発表する原田美玖さん(M3)
創作テレビドラマ「こだわりつくる」を発表する田中柊音さん(M3)
決勝のNHKホールは高校放送部の憧れです
決勝が始まりました
NHKホールの前で全員集合!
創作テレビドラマ、テレビドキュメントで入選を果たした田中さん(左)と原田さん(右)
【入賞作品について】
■テレビドキュメント部門
「消すな!珍代五種」(入選)[制作意図]有田工業高校の体育祭で行われる種目「珍代五種」。男子限定の奇妙な伝統種目ですが、一体誰がいつ考案したのか、その起源は誰も知りません。そのルーツを探るべく取材をスタートしました。取材を進めていくと、珍代五種が半世紀以上続いていることがわかりました。様々な危機を乗り越え受け継がれてきた珍代五種ですが、なんと今、絶滅の危機なのです。有工生の努力の結晶と言える珍代五種。この種目がこれからも続いていくようにと思い、制作しました。
■創作テレビドラマ部門
「こだわりつくる」[制作意図]旋盤では主に機械の部品を作ります。旋盤を使うことによって人の手で精密なものを作ることができますが、その部品や旋盤そのものがあまり注目されません。だから私はものを作る工程、ひとつひとつの作業、ものに対する思い、こだわりを見てほしい。どんなものにも製作者がいて、人によって様々ですが、必ずこだわりと思いが込められていることを知ってほしいと思い、このドラマを制作しました。
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