HOME >
- お知らせ >
- 【まいにち更新】有工NEWS >
- 【御礼】デザイン科「流れる青と夏のカケラ」上映会を行いました

【御礼】デザイン科「流れる青と夏のカケラ」上映会を行いました
入力日
2023年12月25日
内容
終業式翌日の12月23日(土)、有田町の焱の博記念堂文化ホールで、デザイン科の課題研究で取り組んだ短編映画「流れる青と夏のカケラ」特別上映会を行いました。午前の部は11時から、午後は14時からの2回開催でした。
当日は前日までの雪こそ降らなかったものの0度近くまで冷え込み、高台の会場も厳しい寒さ、客足にも影響するのではないかと心配されました。開場前には出演の生徒や役者さんたちも到着されて舞台あいさつなどのリハーサル、打ち合わせも進めます。開場すると、出演者の友達をはじめとした関係者、エキストラで出てくれたクラスメート、御寄付をいただいた方々、テレビや新聞を見て駆けつけてくださった人など、多くの方が会場においでくださいました。
初公開となる本編はおよそ30分。美しく撮影された有田の町や自然が余すことなく登場します。本校デザイン科3年生から抜擢された生徒たちも女優さん顔負けの演技で物語に引き込んでいきます。それを支えたプロの役者さん二人の演技も素晴らしく、何よりメガホンをとってくださった井手広法監督はじめ、制作スタッフの力が映画の魅力を何倍にもしてくださっています。
本編上映後には、伊万里ケーブルテレビジョンと有田ケーブル・ネットワーク(イレブンテレビ)で取材していただいたドキュメンタリー(37分)も上映されました。課題研究の担当で助監督として頑張った、デザイン3年の坂口琴音さんと西山史花さんを中心に、夏の撮影までの奮闘が描かれました。二人の作品にかける熱い思いが伝わると同時に、作品の裏話的な要素もふんだんに入っていてさらに作品の魅力を倍増させる内容でした。
上映が終わると舞台挨拶が行われました。主演を務めた堤瑠衣さん(デザイン3年)をはじめ、宮本愛海さん(同)、酒井ここねさん(同)、祖父祖母役を演じた副島信彦さんと末安史子さんが登壇、それぞれの感想と感謝の言葉を話してくださいました。寄付をいただいた有工会の藤会長からご挨拶をいただいたり、特別出演の松尾町長にもコメントをいただき、温かい雰囲気の後半ステージでした。
終演後はロビーで記念撮影などが行われ、来場の方々からは温かい言葉が送られました。いただいたアンケートから感想の一部を抜粋してご紹介します。
「映像も美しく、クオリティの高い作品になっていて驚きました。生徒の皆さんのキラキラした熱意と、それに賛同し力を貸して下さった方々の思いが感じられました。」「出演者が生き生きしていて、観ていて楽しかったです。退屈な場面がひとつもなく、どの映像も素敵でした。ひとつの作品を沢山の人のチカラで創り上げる素晴らしさがよく伝わりました。主題歌もよかったです。」「素材が有田の町そのもので、有田の町・人の温かみを感じました。有工の生徒のみなさんの取り組み・力にとても感動させられました。」「高校生の熱量が本当にすごくて、そこにまず感動しました。なにかに向かって本気になるという経験が最近出来ていないので、すごくインスパイアされました。」「子どもでいられる最後の1年、大事な高3の輝きをお裾分けしてもらいました。また、この夏の暑さ、青さが心に沁みました。忙しい学業の合間を縫って大きなことをやり遂げましたね。有工の底力さすがです。」
今後、映画祭などの出品を見据えてもっと多くの方々御覧いただけるよう頑張って参ります!なお、年明けには伊万里、有田をはじめ広域のケーブルテレビで放送される予定です。どうぞそちらも楽しみにお待ちください。
作品のビジュアルイメージはオープニングを飾る内山の川辺です
会場の焱の博記念堂。冬らしい曇り空でした
楽屋に集まったキャストの面々、夏の撮影以来です
調整室から上映の準備、客席の入りが気になります
司会を務めるのも坂口さんと西山さんの大事な役目、緊張しつつも元気に進行します
舞台挨拶では井手監督から「地方創生は若者の熱い思いから」のメッセージが印象的でした
寒いなか多くの方が会場に足を運んでくださいました
「うるっと来てしまいました」御礼の挨拶と感想を述べる本校の山崎校長
ロビーは記念撮影や励ましの言葉に溢れました
ライバル、べに役の酒井さん(左)、おばあちゃん役の末安さん(中央)、おじいちゃん役の副島さん(右)出演者も笑顔いっぱいです
出演者と担当二人で記念撮影!
なぜかポスターにサインを求められる主演の堤さん
サイン入りポスターを手に笑顔の、若き日のおじいちゃん役で出演した森さん
午後の部で来場いただいた松尾町長も一緒に2回目の記念撮影です
閲覧数
1,019