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【地域みらい留学】学校別説明会・卒業生トークショーを開催しました
入力日
2021年8月6日
内容
7月31日(土)と8月1日(日)に、地域みらい留学のテーマ別合同学校説明会が実施されたことに併せ、本校でも単独のオンラインイベントを企画しました。
初日は、平成13年度(2003年度)にセラミック科を卒業した、森山寛二郎さんをリモートでつなぎお話を伺いました。森山さんは福岡県東峰村のご出身で、小石原焼(こいしわらやき)の窯元で育ちました。本校卒業後、佐賀大学文化教育学部でさらに陶芸を学び、現在は地元に戻り、森山實山窯をお父様と一緒に切り盛りされています。当日は、工房のギャラリーをバックに当時のことをお話しいただきました。
学校のスタジオと東峰村をつないでの対談です中学時代、進学先に有田工業を選ぼうと決めた森山さん。本当はずっとやっていたバスケットボールでの進学も考えていたそうです。それでも家業を継ぐという気持ちを優先させたのは、小石原焼という伝統的な産地に生まれた自身の宿命だったのかもしれません。高校時代は、当時まだあった下宿屋さんにお世話になります。「バスケ部にも入って土日も試合とか忙しかったので、本当に親代わりになっていただいた」と振り返ります。セラミック科では窯業研究部にも所属し熱心に陶芸にも取り組みます。「先生方とは、休みの時などに制作に行ったとき授業以外のことを話してくださるのが楽しかった」と話してくれました。当時を知るセラミック科主任の速見先生にも参加していただき、話を盛り上げていただきました。「森山さんは自慢の卒業生。今でもあなたのことを現役の生徒によく話します」というコメントに森山さんも照れくさそうでした。
今でも親交の深い速見先生と森山さんのトークも盛り上がります「有工に行ってなかったら、佐賀大学にも行けていないし、今の自分はないと思う。いろんな環境を準備してくれるのは周りの人たちだが、決めて行動するのは自分。自分がやりたいことに向き合う決断力、行動力が大事だと思う」高校進学に悩む中学生に素敵なメッセージをいただきました。
在学当時、ろくろをひく森山さんこのトークの様子は、本校公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます。
ぜひご覧ください!■卒業生トークショー「私の過ごしたARIKO」森山寛二郎さん(本サイトを離れます)
(有工公式YouTubeチャンネル)※ぜひこの機会に登録をお願いします!
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