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【デザイン科】(2年)素描の授業をご紹介します
入力日
2024年5月17日
内容
今日はデザイン2年の授業の様子をご紹介します。「素描」という科目です。
デザイン科では3年間を通して素描、デッサンの勉強をします。デッサンといえば実技試験のイメージがあるようですが、ものの形をしっかり観察し、それを紙の上にわかりやすく、正確に表現するとても基本的で大切な技術です。
1年生のときは工業技術基礎の一環で取り組んでいましたが、2年次からは「素描」という独立した科目になります。
現在取り組んでいるのは最初の課題で「ペットボトル」です。写真でお分かりになるかもしれませんが、形としては円筒形をした比較的シンプルな形状です。
しかし、昨年度まで取り組んでいた課題はすべて「基本形態」と言われる球や円柱などの石膏でできたモチーフ、課題で具体的なものを描くのは初めてになります。
ペットボトルは大量生産された人工的なものですから、どれも寸分違わず同じ形です。正確な幅や高さなどを読み取らないと形が狂って見えます。また、薄く刻まれた凹凸やラベルなど、細かな部分が目につきます。
しかし、考え方は昨年度までと同じで、細部に捉われず全体の大きな形を見ることに注意して描き進めます。
5月の爽やかな空気の中で集中して鉛筆を動かす音だけが実習室に響きます。閲覧数
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