HOME >
- お知らせ >
- 【まいにち更新】有工NEWS >
- 【デザイン科】(3年)問題点を解決するデザインって?課題研究が始まりました!

【デザイン科】(3年)問題点を解決するデザインって?課題研究が始まりました!
入力日
2025年4月16日
内容
4月も中旬になってくると、オリエンテーションなどが続く1年より先に2、3年生の授業が始動します。4月11日(金)、さっそくデザイン3年は課題研究がスタートしました。
課題研究は3年生になって初めて受講する科目です。他の授業と大きく違うのは、自身で課題を設定し、自分が身につけた専門の知識などを駆使して、その課題を解決する提案を行うところです。
デザイン科では近年、地域からテーマを見つけ課題研究を行っています。これもみな課題、問題点を見つけ出すところから研究が始まります。最終的には1月の卒業制作展で「もの(成果物)」を展示しますが、問題を見つけ出し、解決方法を考えるプロセスは同じです。デザインとは、元来創意工夫することで生活を豊かでよりよいものにする行為なのです。
デザイン3年の生徒たちは、まだこの考え方でものをつくる経験が少ないのが現状です。そこで初日の80分を使って、ショートワークショップを行いました。お題は校内から提示します。「泥で汚れた中庭をできるだけローコストで上履きのまま利用したい」「実習室に放置される(絵の具や筆を拭くための)雑巾を整頓したい」の二つです。時間を細かく区切りながらグループで話し合うようにしました。班内の代表を決め、全体の発表まで行います。
10分、15分の区切りなのでグループの話し合いものんびりしていられません。いつも元気なクラスが、より闊達に意見を交わしてくれました。最後の発表も予想していたより長くかかってしまい何とか時間ぎりぎりで終わった感じでした。それはある意味柔軟な発想力を持つ3年生を頼もしくも感じた年度スタートでもありました。
これから本格的な自分でテーマを探す段階になります。大変なのはこれからです。卒業制作展、課題研究発表会まで一緒に頑張りましょう!
最初に課題研究について先生の解説を聞きます
与えられた課題は中庭とぞうきん!
いずれかのテーマを選び、話し合いが始まります
なぜそうなったのか、意見を出し合いながら原因を探ります
班内でプレゼン(予選)を行い、本選に代表で出る人を決めます
グループごとに代表のプレゼンが始まりました
みんな斬新かつよく観察し意見をまとめて考えたよい発表でした!
閲覧数
281