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【デザイン科】芸術作品が学校に!アウトリーチ事業が行われました
入力日
2023年8月9日
内容
夏休みを目前に控えた7月13日(木)、有工にいつもと違う運送会社のトラックが入ってきました。積んでいるものは美術品!これは高価な美術品を運ぶ専門の業者です。佐賀県立博物館・美術館が行っている「アウトリーチ事業」が行われたのです。
アウトリーチとは、日頃美術館内でしか見ることができない絵画などの美術品を学校に持ち出して鑑賞してもらう試みです。業者さんが運んだり梱包したりするのを見るのも勉強の一部です。
運ばれてきたのは、伊万里が生んだ芸術家、池田龍雄の作品です。彼は戦後の日本美術界をけん引した作家のひとりで、国内はもちろん海外でも高い評価を受けています。
鑑賞できた学年はデザイン科3年。会議室で同行された学芸員の野中耕介さんから説明を受けました。また運搬や梱包などを担当された日本通運の担当の方からもお話が聞けました。実際の買い取り額が問題に出されるなど、美術館とは異なる視点で芸術品を捉えることができました。
あっという間の1時間でしたが、とても刺激的な経験になったと思います。なお、池田龍雄展は、佐賀県立美術館40周年特別展として9月6日(水)から同会場で開催されます。
■佐賀県立美術館40周年特別展「あそび、たたかうアーティスト 池田龍雄」https://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2023/07/004239.html
玄関に横付けしたトラックから丁寧に運び出される作品
玄関の段差ひとつを越えるのも慎重です
美術品の運搬についての専門技術をお話しいただきました
野中学芸員が作品の傷などの損傷を確認します
作品の裏側はいつも見ることがない不思議な世界!
近くから作品を鑑賞します、学芸員さんのお話も聞けます
作品に隠された裏話を楽しそうに説明される野中さん
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