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【デザイン科】熊本農業高校を訪問しました
入力日
2022年9月20日
内容
今回の三連休は、台風14号が西日本各地に大きな爪痕を残しました。有工でも停電や倒木などの被害がありました。今月に入って二度目の台風被害に学校でも対応に追われました。
さて、その台風がやってくる前日、9月17日(土)の話題です。今年度、本校デザイン科では、熊本県立熊本農業高校の園芸・果樹科と連携した学習活動を行っています。昨年度末に参加した知財教育のイベントがご縁で、農業高校で栽培するメロンの広報、ブランディングのお手伝いがデザイン科の役割です。(※詳しくは5月23日の記事をご覧ください)
11月に行われる熊本農業高校の文化祭「南園祭」が販売の本番なのでそこまでにデザインを仕上げていくスケジュール、今回なんとか農業高校の生徒さんの活動ぶりをじかに見てデザインに活かしたいと訪問にこぎ着けました。担当するのは佛淵和花さん(D3)、5月のオンラインミーティング以来の大きなやり取りになります。
学校についてまず驚いたのはその敷地の広さです。園芸・果樹科まで誘導してくれる生徒さんが校門で待っていてくれたのですが、なんと自転車で待機!それくらい広大でした。
園芸・果樹科に御案内いただくとさっそく自己紹介。お相手くださるのは、岩村朱莉さん、木村葵さん、岩本賢弥さんの3人、そして御担当の多田太郎先生です。
御挨拶もそこそこに服を着替えて学校施設案内が始まりました。畜産科では貴重な肥後五鶏の飼育、豚や牛、馬などまるで牧場のような立派な施設と動物たちに佛淵さんも興奮気味です。農業科の手植えの水田も立派な育ちっぷりに感動しました。そしていよいよ本命の園芸・果樹科。メロンのビニールハウスを見学します。ちょうど今、直径15cmほどに大きくなった実は丁寧に袋がけされているところでした。あとで多田先生から講義していただいたところ、10以上の工程を経て立派なメロンが収穫できるのだそうです。不要になった花を摘む摘花作業を体験させていただきました。メロンの茎や葉がこんなにチクチクして痛いなんて知りませんでした!台風対策でビニールハウスの屋根部分のビニルを巻き上げるお手伝いもしました。少しでもお役に立てたのなら何よりです!
もちろんデザインの提案もさせていただきました。メロンにつける紹介のリーフレット、メロンに貼るブランドシール。まだまだ完成には程遠いですが、貴重な意見を聞くことができました!
あっという間の半日でしたが、農業高校の素晴らしさ、大変さが十分に伝わる時間でした。台風接近直前でお忙しい中、御案内ありがとうございました。今度はぜひ南園祭に伺います!有工の卒展にもぜひ来てください!校門前で笑顔を見せる佛淵さん
正面の校舎だけでもスケールが大きいです!
ちょっとまだぎこちない感じの自己紹介
実習服に着替えて学校案内、すっかり打ち解け合いました
元気でかわいい豚さんにメロメロの佛淵さん
広大な農業施設を御案内くださった多田先生(左)
農業科が植える田んぼも当然ですが広い!
メロンの摘花作業をお手伝い、細かなとげが痛くて大変!
先生も生徒さんもメロンについていろんなことを教えてくれました
台風前のハウスの対策をお手伝い、大変だけど大事なことです
見学が終わると持参した試作デザインの意見交換、貴重な時間です
帰るころにはすっかり仲良し、再会を約束して熊本をあとにしました
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