HOME >
- お知らせ >
- 【まいにち更新】有工NEWS >
- 【デザイン科】有田陶器市、有田国際陶磁展、春の2大イベントのポスター原画決定!

【デザイン科】有田陶器市、有田国際陶磁展、春の2大イベントのポスター原画決定!
入力日
2024年3月25日
内容
有田に春の訪れを呼び込むのは桜だけではありません。ゴールデンウィークに開催される「有田陶器市」こそ有田の元気さの象徴です。またほぼ同じ会期で九州陶磁文化館で開催する「有田国際陶磁展」も同様です。
そんな新緑の2大イベントのポスターが発表になりました。2つとも有工デザイン科の生徒の作品が選ばれています!
【第120回有田国際陶磁展】
伝統ある陶磁器の公募展「有田国際陶磁展(旧・九州山口陶磁展)」は、有工デザイン科に原画制作の依頼をいただきます。科では1年生が取り組むことにしており、その中から選考をして採用作等を決めてもらっています。
今回採用(最優秀賞)となったのは、江口琴菜さん(デザイン1年)の作品です。華やかな「熨斗(のし)」をモチーフにした作品で、今回のテーマである「120回目の原点回帰」を意識して、人と人とのつながりこそ、120年の歴史の原点だと考えての構成でした。縁起の良い文様はこれからの発展を願う気持ちの表れでもあります。
他の入賞、入選者は以下の通りです。
[優秀賞]3名 今井若津・江口景太・中島愛莉[入選]11名 岩永夢羽・副島榎莉奈・德田佳音・馬場日向・平尾日乃・藤田埜愛・前田理桃・松尾愛音・松永梨央・諸岡結衣・山口夏季
有田国際陶磁展の公式ホームページには、入賞者のコメントが掲載されています。(本サイトを離れます)
最優秀となった江口琴菜さんの作品
制作者の江口さん
【第120回有田陶器市】
今年の有田陶器市も国際陶磁展の歴史と同じ120回目です。九州圏内のデザイン科のある高校や専門学校、短大、大学に公募され、82作品から選考が行われたそうです。
その結果、江原未来さん(デザイン2年)の作品が最優秀賞となり、原画として採用となりました。公募時に掲げられていたコンセプト「にぎわい」「お祭り感」「わくわく」「行ってみたい」を表現できているかが審査のポイントだったようです。江原さんは「少女の三つ編みの髪に陶磁器を編み込み大胆に長い歴史のつながりを表現しました。色調をパステルトーンにして陶器市の賑わいと楽しさを表現しました」と話しています。
また、優秀賞には松尾侑恭さん(デザイン2年)、佳作に宗隼人さん(デザイン2年)が選ばれました。
採用となった江原未来さんの作品
作者の江原さん「めっちゃうれしいです!」
皆さんのお住いのどこかでそれぞれのポスターを見かけることになるかもしれません。有田の新緑を飾る象徴といえる大きなイベントの「顔」でもあるポスター、ぜひ探してみてください。
閲覧数
1,763