HOME >
- お知らせ >
- 【まいにち更新】有工NEWS >
- 【デザイン科】有田町を舞台に映画撮影を行いました!

【デザイン科】有田町を舞台に映画撮影を行いました!
入力日
2023年10月5日
内容
8月28日(月)から30日(水)までの3日間、デザイン科の課題研究の一環で映画撮影を行いました。
これは「クリエイター×高校生×ケーブルテレビ=地域元気コンテンツ創生プロジェクト」として今年度デザイン科で取り組んでいるものです。地域を舞台にした映画(ショートムービー)を映像のプロの指導の下で制作することで、専門的なスキルの習得はもちろん、地域の良さを再発見するのが目的です。4月から取り組みが始まり、3か月以上かけてシナリオを練り上げて、有工生でキャスティングを決め夏休みの間稽古を重ねました。
タイトルは「流れる青と夏の欠けら」有田で祖母と二人で生活する有工生が主人公の物語です。監督は、株式会社いまココ代表の井手広法さん。撮影スタッフも佐賀を中心に活躍するプロの方ばかりです。
■8月28日(月)
学校内が撮影の舞台です。デザイン3年を中心に依頼してエキストラ約30人が集まってくれました。持ち込まれた撮影機材は商業映画でも使用されるカメラで、それだけでも本格的な映画撮影の意気込みが伝わります。慣れない撮影の指示に戸惑いながらクラスのホームルームからクランクインです。
実はこの日、有田町の松尾町長が特別に御出演いただくことになりお仕事の合間をぬって来校いただきました。役柄はなんと町長ご本人の役です!先生たちにもエキストラで出演してもらい、まさにALL有田の撮影でした。
カメラは映画撮影でも使用される本格的なもの
カメラチェックも入念に行いながら撮影が進みます
教室の撮影には約30人のエキストラで生徒たちが協力してくれました
松尾町長にも出演いただきました、ありがとうございました!
■8月29日(火)
二日目からは町内の撮影に移ります。通学シーンなどがメインになります。内山地区の風情ある街並みや裏通りを背景に撮影が進みます。お昼は町内のカフェ「kasane」の撮影シーンと同時にスタッフ全員でいただきました。夕方は有田ダムに移動して夕暮れの大事なシーンです。日没ぎりぎりまでなんとも取り直しが続きました。日が落ちると今度は夜のシーンです。トンバイ塀周辺での静かなシーン、住民の方にご迷惑にならないよう配慮しての撮影でした。
デザイン3年の坂口琴音さん。二日目になるとカチンコを打つ姿も様になってきました
メインキャストの二人は、本番の合間でもリラックスした様子です
川辺のシーンは風が強くて難航しました
カフェのシーンをお昼に設定してそのまま食事もとることになりました
映像の確認をする井手監督はじめスタッフの皆さん
有田ダムのシーンは物語の中でも重要なシーンです
夜のトンバイ塀周辺で行われた撮影
■8月30日(水)
3日間続いたロケ撮影も最終日となりました。午前中はギャラリー有田さんをお借りしてのシーンからスタートです。店内に並ぶたくさんの器をバックにキャストの真剣な声が響きます。
お昼前に最後のロケ地、「おばあちゃんの家」の設定です。ご厚意でご提供いただいたお宅でお邪魔しての撮影がお昼をはさんで続きました。食事のシーンもあるので、まずは撮影を済ませてそのあとその食事もおいしく頂きます。食卓のコーディネートもプロのお店を経営されている方をお呼びして行ったので本格的です。出演の生徒も暫し緊張を忘れて美味しそうに食事を楽しんでいました。
17時にはなんとかクランクアップ!長かった撮影が終わりました。
ギャラリー有田は主人公の友達の家が経営しているお店という設定
シーンの段取りで助監督の立場を勉強する西山史花さん(デザイン3年)
撮影を終えてスタッフみんなで記念撮影
撮影を終えて、担当した坂口琴音さんと西山史花さん(D3)は「疲れたけど、あっという間でした。出演してくれたみんなに感謝してます。井手監督はじめ、スタッフのみなさんのすごさ、大変さもよくわかりました」と話してくれました。
作品はこの後編集が行われ、12月末の公開に向けて準備が進みます。制作資金の協力を呼び掛ける寄付活動やクラウドファンディングも実施される予定です。どうか完成を楽しみにお待ちいただくと同時に、制作をサポートする御協力の方もよろしくお願いいたします。
閲覧数
1,473