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【デザイン科】デザインパテントコンテスト入賞で意匠出願対象に。弁理士の先生にご指導を受けました!
入力日
2023年2月16日
内容
デザイン科で今年度も取り組んだコンテストの一つにデザインパテントコンテスト(文部科学省、特許庁、日本弁理士会等主催)があります。これは、知的財産の趣旨や価値を理解し、未来のデザイン産業人材を育成する目的で開催されているものです。
9月にエントリーしたデザイン2年の生徒たちから、酒井ここねさんが特別賞である「新しい生活様式デザイン賞」を受賞しました。なんと入賞者には応募作品をそのまま実際に意匠登録出願できる特典もついているのです。
2月14日(火)、出願のサポートのために弁理士さんが来校されました。聞きなれないかもしれませんが、産業財産権(特許や商標、意匠など)の専門家のことを弁理士と呼びます。本校には下井功介様(kakeruIP弁理士法人・代表弁理士)に来ていただきました。
最初に知的財産の意義や活用について講義を受けた後、実際に応募した作品を出願するにあたり、修正すべき点などを具体的に御指導いただきました。コンテストにも審査員がいますが、特許庁への出願となると、見るのは国の審査官となります。書式のルール等を確認しながら丁寧にご指導いただきました。
酒井さんは「図面に起こすとき、実際に練り消しゴムでミニチュアを作って参考にした」と説明、下井先生にも「彼女の発想力、デザイン制作力は素晴らしい」と褒めていただきました。
来月までには正式に出願をする予定です。審査を通れば酒井さんは国の登録意匠という知的財産を手にすることになります!■令和4年度デザインパテントコンテスト最終選考結果(※本サイトを離れます)
※酒井さんがデザインした意匠は、意匠出願前なので公表してはならないことになっている関係で画像に一部加工をしています。あらかじめご了承ください。
弁理士の下井先生に講義を受ける酒井さん
製作した製品の意匠についてアドバイスを受けます
酒井さんからも質問が飛びます
出願文書を作るのに同じ製品の内容を参考にするようにアドバイスいただきました
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