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【デザイン科】デザインパテントコンテストで2名が入賞しました!
入力日
2025年4月3日
内容
令和6年度デザインパテントコンテスト(文部科学省・特許庁・日本弁理士会等主催)は、知的財産の中の「デザイン(意匠)」に関する公募展です。社会や暮らしをよりよくするデザインを募集するものです。全国から791件の応募があったこのコンテストにおいて、本校デザイン科3年(当時2年)の今井若津さん、前田理桃さんが全国入賞を果たしました。
この課題は、2年・製図の授業で取り組んでいるものです。生活の中で不便な事柄、ものを取り上げ、「こんなものがあったらいいな」という問題解決として提案したものをコンテストに応募しています。日常生活を観察する視点を持ち、発想力を鍛え、かたち(意匠)を創造し、図面を描くという、知財マインド、デザインのプロセス、必要な技術を学ぶことができます。
受賞した2人は、対面で弁理士のアドバイスを聞きながら、意匠登録の出願を支援していただき、意匠権取得の手続きを実際に行い、現在審査を待っている状態です。
表彰式は、去る3月7日(金)に、都内の東京ミッドタウン八重洲カンファレンスにて行われました。
今井さんは「立体透明時計」という考案で全国7名の特別賞のうち、選考委員長特別賞を受賞しました。会場では考案のきっかけや発想のポイントなどを中心にプレゼンテーションも行いました。(※表彰式の様子は写真がありませんが、ライブ配信の様子(YouTube)がアーカイブでご覧いただけます)また、選考委員長であるノーベル化学賞を受賞された吉野彰さまから直接表彰される貴重な機会もいただきました。
前田さんは「ラクラクデッサン(デッサン用固定具)」を考案し、意匠出願支援対象となる優秀賞(27件の一人)となりました。この大きな成果が、知財の重要さに対する理解につながり、実際に商品化される可能性を保持できる期待と自信になることでしょう。この功績が、後輩たちのチャレンジ精神に繋がれば幸いです。
コンテスト公式サイトで二人の作品を見ることができます(本校サイトを離れます)
■受賞者作品一覧■今井若津さん「立体透明時計」(PDF形式)
■前田理桃さん「ラクラクデッサン」(PDF形式)
■デザインパテントコンテスト【受賞者の声】(令和6年度の図をタップしてスクロールしてご覧いただけます)
賞状を手に喜びの笑顔を見せる今井さん(左)と前田さん(右)
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