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学校長あいさつ
入力日
2020年1月30日
内容
平成31年度学校長あいさつ
校長 園田 泰洋
「佐賀県立うれしの特別支援学校」のHPをご覧いただきありがとうございます。
本年4月に本校校長を拝命いたしました園田泰洋と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本校は本年度開校13年目を迎えた佐賀県内では最も新しく活気あふれる特別支援学校です。
嬉野市塩田町五町田地区にあり、陶泉山はじめ緑の山々や地域の多くの方々に見守られ、自然豊かな素晴らしい環境の中にあります。
小学部、中学部、高等部及び寄宿舎を設置し、知的障害教育部門と肢体不自由教育部門の2つの教育部門を担う学校です。本年度の児童生徒数は、小学部55名、中学部57名、高等部86名の合計198名です。年々増加の傾向にあり本年度はこれまでで最も多い児童生徒数となりました。
通学区域は、嬉野市、武雄市、鹿島市、大町町、江北町、白石町、太良町の3市4町であり佐賀県西南部の特別支援教育を担っています。
本校の校訓は「明るく 仲良く 誇らしく」です。
「明るく」:明るく元気いっぱいにいろんなことに取り組めるような健やかな身体をもつ子ども
「仲良く」:周りの人たちと協力しながら一緒に生きていけるような思いやりの心をもつ子ども
「誇らしく」:自信と希望をもって常に誇らしく生きていけるような知識や技能、思考力や強い
意欲を身につけた子ども
このような子どもたちに育ってほしいと常に願いながら、本校職員は「チームうれしの」として一丸となって子どもたちの指導・支援、日々の教育活動に取り組んでいます。
今、佐賀県では「志を高める教育」を推進しています。「志」とは、「夢や目標をもちその実現に向けて踏み出す力」と言えます。これは本校がこれまで重点を置いて取り組んできたキャリヤ教育の推進にほかなりません。その実現のため学校全体の特別支援教育の専門性及びチーム支援力の向上に努め、児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた専門的な指導や支援を行い、子どもたちの充実した毎日の学校生活とその積み重ねによる新しい令和の時代を生き抜く子どもたちの将来の自立と社会参加及び貢献に向けて、職員一同「チームうれしの」として、保護者の皆様はじめ、地域の皆様、関係諸機関の皆様の力添えをいただきながら頑張っていきたいと思っています。
今後とも、皆様の厳しくそして温かいご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
学校経営ビジョン
1 学校教育目標
キャリア教育を推進することにより、児童生徒一人一人が個性と能力を発揮し、心豊かにたくましく、積極的に社会に参加し、貢献する人間を育てる。
2 目標達成のための学校経営ビジョン
キャリア教育の推進を軸に、発達段階に応じた一人一人の児童生徒の教育的ニーズに応じた指導と小・中・高12年間の一貫教育の特長を生かした指導の充実を図り、社会を生き抜くために必要な力の育成を目指すとともに、「チームうれしの」として全職員の協働体制を構築し、働きがいと誇りを実感できる学校にする。
3 本年度の重点目標
(1)「志を高める教育」の推進
各学部での発達段階に応じた教育及び小学部から高等部までの「つながり」「積み上げ」
を意識したキャリア教育、家庭や寄宿舎と連携した教育のさらなる充実を図ることにより、
「志(夢や目標を持ち、その実現に向けて踏み出す力)を高める教育」を推進する。
(2)特別支援教育の専門性の向上
基礎的・基本的な指導・支援の在り方を「うれしの特別支援学校スタンダード」として整
理し、学校全体の指導力の向上を図る。また、個別の支援計画を踏まえた個々の児童生徒の
教育的ニーズに応じた指導・支援のさらなる充実を目指す。
(3)新学習指導要領を踏まえた教育の実践
「何を理解しているのか、何ができるか」、「理解していること・できることをどう使う
か」、「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」の3つの柱で、常に授業
内容・授業方法の改善に取り組み、適切なカリキュラムマネジメントを行う。
(4)進路指導の実現
職業教育・進路指導の充実により、児童生徒のキャリア発達を促し、望ましい勤労観と職
業観を身につけさせるとともに、自分らしい生き方や自分の将来についての夢や目標を持て
るようにする。また、保護者・学校・関係機関が連携し、一般就労をはじめとして、生徒の
意欲と適性に応じた進路指導の100%の実現を目指す。
(5)積極的な社会参加
部活動(総合運動部、総合文化部)を中心に、障害者スポーツ大会、アビリンピック等へ
の出場や各種文化的行事・コンクールへの参加や出品を奨励するとともに、地域の小中学校
及び高校との「交流及び共同学習」や「居住地校交流」を推進し、地域の方々や地域社会と
の関わりを深め、社会参加を促す。
(6)地域の特別支援教育のセンターとしての役割の発揮
県西南部地区の特別支援教育のセンターとして、巡回相談や地域連携研修会・公開講座等
の実施により幼稚園・保育園・小・中学校、高等学校の特別支援教育の推進・充実を支援す
る。
また、地域の市町福祉課等関係機関との連携を推進し、センター的機能のさらなる充実を
図る。
(7)教職員の働き方改革の推進
学校行事や会議等のさらなる精選を図るとともに効率化を進め、業務量全体の縮減を図
る。また「チームうれしの」の意識を高め、学校全体での協働体制を構築し、よりよい教育
の一層の充実につなげるとともに、特定の分掌や個人に負担がかかることがないよう働き方
改革を推進する。
また、本年度は月45時間以上時間外勤務をする職員の数を昨年度比50%減を目指す。
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