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人権・同和教育
◆ 2022年度 人権・同和教育全体計画
1 人権教育の目標
学校の教育活動全体を通して、生徒一人一人に自己肯定感をもたせ、人権尊重の精神を育む。
・人権に関する知的理解の徹底と深化
・いじめや差別を見抜く人権感覚の醸成
・自他の人権を守るための行動につながる実践力の育成
2 人権が尊重される環境づくり
① 職員研修の充実
・校外での一人一研修
・人権・部落差別を解消するための学習の事前・事後検討会
・さまざまな人権課題に関する研修
・小中合同研修会
②子ども支援体制づくり
・生徒や保護者の実態把握
・生徒や保護者の相談体制の充実
・進路・学力保障の取組
・関係機関との連携
3 人権が尊重される人間関係づくり
①子どもと子どもをつなぐ仲間づくり
・Q-Uアンケート等を活用した実態把握
・Rタイムを活用した自己
・他者理解
・人権講話やはなまるタイムでの意見交流
②達成感や充実感を実感できる自主的な活動づくり
・各種行事における実行委員会を中心にした企画・運営
・学校行事や生徒会活動での一人一役や自主的な活動の場づくり
4 人権が尊重される学習活動づくり
①人権が尊重される授業づくり
・わかる授業づくり
・小グループを中心とした学び合い
②行動につながる人権・部落差別を解消するための学習
・社会科と学年集団が連携した部落史
・部落差別を解消するための学習の実践
・道徳、学級活動、総合的な学習の時間を活用した人権学習の実施
・人権週間や平和学習の充実
5 環境づくりの目標
【第1学年】・中学校生活への不安を解消し、学習や人間関係をスムーズに適応
できるような支援を行う。
【第2学年】・生徒の学習面、生活面での悩みを把握し、個に応じた支援を行う。
【第3学年】・中学校卒業後の進路を見据え、生徒や保護者と共通理解を図りな
がら、進路保障に取り組む。
6 人間関係づくりの目標
【第1学年】・自他のよさに気付かせ、互いを認め合い、安心して過ごせるよう
な人間関係づくりをすすめる。
【第2学年】・よりよいクラスにするために、自分の思いや悩みを出し合い、自
分たちで解決していけるような人間関係づくりをすすめる。
【第3学年】・学校のリーダーとしてさまざまな行事に主体的に取り組ませ、互
いの思いや悩みを共有しながら、自治的な学級・学校づくりがで
きるような人間関係づくりをすすめる。
7 学習活動づくりの目標
【第1学年】・さまざまな人権課題に対して、正しい知識を身に付け、いじめや
差別に気付くような判断力を養う。
【第2学年】・差別解消に向けて行動した人々の生き方から、自分にできること
を考え、行動につなげようとする態度を養う。
【第3学年】・いじめや差別を見抜く人権感覚を高め、差別解消に向けて主体的
に行動する実践力を養う。
8 各教科の目標
【国 語】・伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を養い言語感覚を豊か
にすることで、コミュニケーション能力の育成を図る。
【社 会】・広い視野で諸資料に基づいて多面的、多角的に考察する力を高めると
ともに、自国や世界の歴史や文化に対する理解を深める。
【数 学】・根拠や事実に基づいて、客観的に真理を追究しようとする態度を育て
る。
【理 科】・科学的に探究する能力の基礎と態度を育てるとともに、科学的な見方
や考え方を養う。
【音 楽】・表現および鑑賞の活動を通して、感性を高めるとともに豊かな情操を
養う。
【美 術】・表現および鑑賞の活動を通して、創造活動の喜びを味わうとともに感
性を高め、豊かな情操を養う。
【保健体育】・心身ともに健康で、明るく豊かな生活を営む態度を養う。
【技術家庭】・進んで生活を工夫し創造する能力と実践的な態度を育てる。
【外 国 語】 ・言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろ
うとする態度を育成する。
【道 徳】・自他を大切にし、差別や偏見のない社会の実現に向けた実践的態度を
養う。
・人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念をもたせる。
【特別活動】・望ましい集団活動を通して、互いを認め、協力し合って役割や責任を
果たそうとする態度を育てる。
・人間としての生き方についての自覚を深め、他者との共生を図りなが
ら自己を生かす能力を培う。
【総合的な学習の時間】
・自ら課題を見付け、よりよく問題を解決できる資質や能力を育てると
ともに、自己の生き方を考えることができるようにする。