外国語科及び外国語活動についての校内研修
入力日
2020年6月11日
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本校では、県から小学校英語教育専科指導教員としての加配を受けており、3・4年生の外国語活動と5・6年生の外国語科の授業を 楠田 麻美 先生に担当してもらっています。このことにつきましては、以前にイベントギャラリーでも紹介していました。
6月10日(水)の校内研修では、楠田先生の外国語の授業について、みんなで学ぶ機会を設定しました。
普段、外国語の授業を実施しているイングリッシュルームで研修を行いました。
冷房を入れながら、扇風機を回し、一部、窓を開けて換気をして、マスク着用での研修でした。
中学年の外国語活動では、「コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を育成する」というところに着目して、外国語活動の目標を読み解き、日頃の授業で取り組んでいただいていることの意味についても詳しく教えていただきました。以前にも紹介した英語のルール「Smile」「Big Voice」「Eye Contact」「Listen!」についても、その大切さを分かりやすくお話しいただきました。
高学年では、中学校での英語学習にスムーズに移行するために身に付けておきたい力を明確にし、それを毎時間の帯活動(※)などで繰り返し繰り返し、身に付くように指導していただいていることが分かりました。
※帯活動……毎時間、短時間で継続して行う活動のことです。
最後に、5年2組の子どもたちが帯活動に取り組んでいる様子を映像で見せていただきました。
日頃から、3階のイングリッシュルームでの活動の声が1階の校長室まで響き渡っていますが、映像でも子どもたちが大きな声で元気よくいきいきと活動している様子がうかがえました。
本校の教育目標「元気いっぱい 笑顔いっぱい ともに学び合う多良っ子」の姿が、この外国語の授業で体現されていると思いました。大きな声で、笑顔で、相手を見て話すことや、一生懸命に聴くことは「英語のルール」に限らず、私たちがコミュニケーションを図る上での大切な力だと思います。ぜひ、この外国語での子どもの姿を他教科や子どもたちの学校生活などに広げていけるとよいなあと思います。
この日の研修は楠田先生のご厚意で行うことができました。ありがとうございました。