GIGAスクール構想 ~音楽科の授業~
入力日
2021年10月25日
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4年生の音楽の授業では、日本各地の民謡や郷土芸能について学ぶ題材があります。
これまでは、教師が選んだ民謡や郷土芸能をみんなで一斉に見たり聴いたりするような学習でしたが、一人一台のタブレットPCを活用して、今年度は、子どもたちがそれぞれに興味をもった日本各地の民謡や郷土芸能についてインターネットで調べ、実際に視聴して、そのよさや面白さをお互いに伝え合う活動を行いました。
子どもたちは、思い思いに興味のある民謡や郷土芸能について調べていました。
自分が調べた民謡や郷土芸能をお互いに紹介し合い、タブレットPCを見せながら、実際の音や映像で確かめていました。学んだことや気付きはメモを取りながら、それぞれの音楽のよさを探しました。
子どもたちは興味深そうに、友達の紹介に聞き入っていました。グループ活動の後は、いろいろな気付きを学級みんなで共有しました。
次の時間は、お互いに紹介し合った中で、ぜひ、学級のみんなにも見てほしい、聴いてほしいと思うものを選び、全員で視聴し、そのよさや面白さについて話し合いました。
タブレットPCを活用することで、子どもたちの主体性を喚起し、子どもたちそれぞれに自らの興味・関心に基づいて、活動ができるようになりました。また、それぞれの民謡や郷土芸能のよさを伝え合う際も、実際の音源などが手軽に視聴でき、子どもたちは言葉と音や音楽でそのよさを伝え合うことができていました。
まだまだ、可能性が広がるGIGAスクール構想ですね。