6年2組の算数の授業
入力日
2020年7月28日
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いよいよ1学期もあと4日です。
7月28日の火曜日の2時間目に、6年2組の算数の授業を参観させてもらいました。
1学期に学習した分数のかけ算や分数のわり算を使って考える発展の学習でした。
担任の横山先生の質問「日本の中で面積が一番広い都道府県は?」といったような質問に一生懸命、子どもたちは答えていました。
森林面積が最も広いのは北海道で554万haだそうです。でも、各都道府県の面積に対する森林面積の割合が1位なのは、なんと高知県だそうです。高知県は県の面積の6/7が森林だそうです。
というわけで、「どんな計算になるかを考えて、問題を解こう」というめあてで、分数のかけ算と分数のわり算のどちらを使えばよいかを子どもたちは一生懸命に考えていました。
問題1
日本の国土の面積は3780万haでそのおよそ2/3が森林におおわれています。
日本の森林面積は、何万haですか。
さあ、どうなるでしょうか。
それぞれに考えたことをお互いに説明し合っています。よく分からなかった人も一生懸命に友達の考えに耳を傾けていますね。
さすがは6年生、説明するのもそれを聴くのも、とても上手ですね。さあ、納得できましたか。
横山先生もTTの寺本先生も子どもたちの説明に耳を傾けています。
次に、どのように考えたのかをみんなで共有します。
日本の面積を「ぎゅっ」と四角にして・・・・
関係図を用いたり、図をかいたり、いろいろな考えがありましたが、ここでは分数のかけ算を使うようですね。2/3で割ってしまうと、逆数の3/2をかけることになるので、日本の国土面積3780万haより広くなっておかしい・・と説明している子どももいました。
その後も問題は続きます。
問題2
高知県の森林面積は60万haで、県全体の面積のおよそ6/7にあたります。
高知県の面積は、何万haですか。
今度は、分数のわり算を使うようです。
このように、3つの問題を解き進めてから、まとめをしました。
最後に、今日の授業の振り返りをノートに書きます。そして、友達の振り返りに耳を傾けます。
授業が終わった後も、電子黒板に示されている佐賀県の面積と森林面積の割合を使っての問題作成に興味津々です。いい問題ができるといいですね。
分数のかけ算を用いるとよいのかわり算を用いるとよいのか、迷うことがありますよね。
情報を整理しながら、何を求めるのかをしっかり考えて立式できるとよいですね。
6年2組の子どもたちはとても落ち着いており、また、自分の考えを伝えたり、友達の考えに耳を傾ける時もとっても真剣に取り組みます。素晴らしいですね。
横山先生、お疲れ様でした。
6年2組の皆さん、ありがとうございました。