道徳の授業(2年1組)
入力日
2022年1月31日
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2年1組担任の横山先生は経3年研修の一環として、道徳の授業の研究授業を行いました。
主題名は「規則の尊重」であり、「かくしたボール」という教材での授業でした。
この教材は「ボール蹴りに夢中な主人公が「ボールはきちんと決められた場所に返しましょう」という注意書きに気付きながらも、植え込みの中に隠してしまう話であり、昼休みにボールを取りに行ったときに、先に気付いた6年生の「みんなのものなのに、こまっちゃうね」という言葉に、主人公は「はっ!」と気付かされるというお話です。
始めに2年生のみんなが使うものにはどのようなきまりがあるのかをみんなで出し合いました。「トイレのスリッパを揃える」「ボールは借りた人が戻す」などいろいろなきまりがあることや、それが守れていないことがあることなどに気付きました。
本時のめあては「みんなでつかうもののきまりについて考えよう」です。
お話について知り、黒板に貼られた「心のものさし」を使って、自分だったらどうするのかということについて意思表示をしました。
多くの人が、「自分だったら隠したりしない」ということでしたが、正直に自分の心の内を語ってくれる子どももいました。「図書室で本を4冊借りたいのに、3冊しか借りれないから、もう1冊の借りたい本を違う場所に置いたりするようなことも同じこと」であると気付いていました。
お話の中では、この後、主人公が昼休みにボールを取りに行くと、先に見つけた6年生の「みんなのものなのに、こまっちゃうね」という言葉で「はっ!」としてしまいます。このときにどのようなことを考えたのかについての自分の考えをワークシートにまとめ、「グループタイム」で近くの人と一緒に考えました。
次に、「みんなでタイム」で、いろいろな考えを学級のみんなで共有し合いました。
2年生なりにいろいろなことを考えることができています。2年1組の学級目標「みんな にっこり やさしいクラス」になるためには、きまりを守ることが大切!といったように、自分たちの学級の目標と関わらせて考えることができる子どもたちもいました。
自分の考えをしっかりと書いたり伝えたりすることができる2年生、ぐ~んと成長したように思います。
きまりの大切さについて、じっくり考えることができた道徳の時間でした。
参観していた先生方も子どもたちの様子をじっくりと観察していました。
隣では、1年生も道徳の授業が行われていました。
1年生は「ええところ」という教材を学んで、お互いに友達や自分のよいところを考えていました。
ワークシートを交換しながら、友達に自分のよいところをたくさん書いてもらい、最後に自分で自分のよいところを考えていました。