薬物乱用防止教室(6年生)
入力日
2021年2月9日
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1月9日(火)の1校時に、6年生を対象とした「薬物乱用防止教室」を行いました。
本校の学校薬剤師である 古川 博輝 先生にお話いただきました。
まずは、普段服用している薬についても飲み方や飲む量を誤ると薬物乱用になり、いろいろな副作用があることもあるということで、ご指導がありました。
また、新聞やテレビなどで芸能人のことが話題になったりするけれども、決して遠くのこととは思わないで考えてほしいとのお話がありました。
実際に、どのようなものがあるのかということや、それらの薬物に依存性があり、やがて、中毒になれば、もう取り返しがつかないということ、法的には一回でも使用すれば逮捕されるということ(ちなみに中国などではもっと厳しいとのこと)などのお話をしていただきました。
薬物乱用は体にも深刻な影響を与えるということや、だからこそ、もし、人から勧められるようなことがあっても、絶対に断らなければいけないということをご指導いただきました。
現在では、麻薬や覚せい剤だけでなく、「違法ドラッグ」と呼ばれるものも出回っていることや、シンナーなどは比較的、身近に手に入るけれどもとても危険であることなどから、私たちの身の回りにも意外と危険が潜んでいることが分かりました。
大切なことは、次の3点です。
❶ 薬物は身近にあるということを認識すること
➋ 誘われても「ダメ、ゼッタイ」と断る勇気をもつこと。
➌ 家族や先生に相談すること
❶については、薬物であるということを知らずに取り込んでしまうなど、誰でも手を出してしまう危険性があるので用心しなければいけないとのことでした。➋については、正しい知識をしっかりともって、例え、友達や先輩などの勧めであっても、絶対に断らなくてはいけないということ、➌については、心配なことがあれば、家族や先生にすぐに相談するということでした。相談は早ければ早いほどよいとのことです。
古川先生、貴重なお話をありがとうございました。