若手の先生方のために
入力日
2020年6月15日
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6月12日(金)の15時30分から、初任者研修を拡大して、若手の先生方に特別活動(特に学級活動)について学ぶ研修を行いました。この日は、西部教育事務所から 江川 美津矢 指導主事に来ていただき、お話しいただきました。
多良小学校では、今年度の重点取組の一つに「特別活動の充実」を掲げ、子どもたちが自ら考え、他者と関わりながら、意思決定し、行動することや、お互いに認め合い、学級や学校の一員としての自覚を高めることができるように積極的に学級活動に取り組んでいくこととしています。
前半は、「特別活動とは」ということで、特別活動とはどのような教育活動であり、どのようなよさがあるのか、また、どのようなことが求められているのか、といったようなことを分かりやすくお話しいただきました。
新学習指導要領でどのように充実が図られているかについてもお話しいただきました。
「人間関係形成」「社会参画」「自己実現」は特別活動の3つの視点として大切なキーワードだなあと思いました。
後半は学級活動の具体についてお話しいただきました。新学習指導要領では、学級活動(3)が新設され、子どもたち一人一人のキャリア形成と自己実現を図ることが大切にされているとのことでした。
本日のお話では、学級活動(1)において、学級会をどのように行うのかということについて、江川先生の豊富な経験も踏まえながら、お話しいただきました。
お話の後も、若手の先生方から次々と質問が出されました。「多数決の可否」であるとか、「会の中での教師の役割や関わり方」など、実際に学級会を実施してみての具体的な質問や悩み・相談などがたくさん出されましたが、それぞれの質問に、江川先生は丁寧にお答えいただきました。
最後に初任者の樋口先生と川浪先生が本日の研修の感想を述べて、会を終わりましたが、その後も、質問が絶えず、江川指導主事には遅くまでお付き合いいただきました。
江川指導主事は太良町在住でもあり、これからも気軽に若手の先生方のご相談に乗っていただけるとのことでとても心強いです。よろしくお願いいたします。