職員研修その2(教職員のメンタルヘルスケア)
入力日
2021年8月17日
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8月3日(火)は午後から、「教職員のメンタルヘルスケア」についての職員研修を行いました。
講師は、スクールカウンセラーの中村千弥子先生にお願いしました。主に「ストレス・マネジメント」についてのお話でしたが、改めて、納得することも多く、上手にストレスと付き合っていくことが、私たち自身のメンタルヘルスケアの基本であるなあと思った次第です。
最初は、アイスブレイキングで、お互いの「よいところ探し」をして、温かい気持ちになりました。
お話しでは、「よいストレスとわるいストレス」ということから、自分にとってのストレッサーは何なのか、自分のストレス反応について知る、ストレスへの対処法など多くのことを考え、学びました。
「ストレス」ということを学ぶ中で、自分自身を見つめなおすことができたように思います。ストレスへの対処は3つのR、すなわち「休養 Rest」「癒し Relaxation」「活性化 Recreation」が大切だそうです。まずは、ストレスのことをよく知り、自分のレジリエンスを高めるために、取り組みやすいところから始めようと思います。
後半の演習では、コラージュ制作に取り組みました。しばし、自分の世界に没頭し、みんなそれぞれに思い思いの作品を作っていました。
できた作品はグループの中で紹介し合いました。和やかな雰囲気の中、それぞれのよさやこだわりを共有していました。
中村先生は私たちのシェアリングの様子を温かく見守っていただき、時折、示唆に富むアドバイスや解説をしていただきました。
コラージュ法(コラージュ療法)とは、絵画療法の技法の一つでして、作品の作成を通して、自分の考えや感情などを整理することができる方法ということですが、この日は難しいことは考えずに、思い思いに自分の作品づくりに取り組みました。
自分が好きなことや楽しいことを話すときの笑顔は素敵ですね。
最後に、過去をくよくよするより、未来を心配するより、「今が大事!」ということがとても心に残りました。
中村先生、ありがとうございました。