特別支援教育の研修会
入力日
2020年8月3日
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8月3日(月)は午後から、特別支援教育についての研修会を行いました。特別支援教育支援員の先生方も含めて、児童に関わる全ての先生方の研修として位置付け、取り組みました。
講師は、佐賀県教育センター教育支援課生徒支援担当の指導主事 伊東 一義 先生です。
研修は「すべての子供たちが学びやすい環境づくりに向けて」というテーマで、特別支援教育の動向と基本的なこと(特にインクルーシブ教育、障害者差別解消法、合理的配慮 など)について学んだあと、学習、生活面での配慮のアイディアについてお話しいただきました。
若手の教員も多い多良小学校では、特別支援教育の基本的なことをもう一度、きちんと学ぶことは大切であると思いました。
前半のお話を受けて、学習面での配慮が必要と思われる子どもたちについて考え、その様子や配慮が必要な理由などを話し合ってみました。
それを受けて、後半では、授業の「ユニバーサルデザイン」ということを、「環境の工夫」「組立ての工夫」「説明の工夫」「個人差への配慮」という視点でお話しいただきました。
私たちの質問にも丁寧にお答えいただきました。
2時間の研修でしたが、学ぶことが多く、2学期からの学級づくりや個々の児童との関わりに生かせそうなことがたくさんありました。
伊東先生、ありがとうございました。
【アンケートの中の感想から】
〇 「ほめる」ことが一番の支援だと思います。今後、ほめ言葉の5Sを意識していきたいです。
〇 普段の子どもたちへの対応を見直す機会となりました。
〇 毒語、無意識に使っていることがあるなあ・・と反省しました。
〇 関係職員と、3つの行動分析を検討して、整理して、統一して、児童に接するようにしたいです。
〇 若手の先生方にもわかりやすく、具体例を示しながらお話しいただき、ありがたかったです。