火災避難訓練
入力日
2021年11月30日
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11月29日(月)は午後から火災避難訓練を行いました。今回は、あらかじめ子どもたちに予告するのではなく、今週中のどこかで避難訓練を行うことだけを伝えていました。5時間目の途中に入った火災発生の放送を受けて、避難をしました。
避難場所に素早く整列し、静かに待つことができました。放送終了後から、3分44秒で全ての避難が完了しました。
この日は、鹿島消防署太良分署からも避難訓練の様子をご指導いただきました。
昨年度は年間で35000件近くもの火災が全国で発生しているとのことで、いつ、どこで火災に遭遇するかも分からないので、普段から、備えておくことは大切だということをお話しいただきました。
それから、みんなが知っている「おかしも」についても、もう一度、確認していただきました。
11月に兵庫県で、小学生児童が被害となる痛ましい火災事故があったことにも触れながら、火遊びの危険性、火災に遭遇したら、まずは逃げること、放送や大人の指示などをよく聞いて行動することなどをお話しいただきました。
次に、消火器の使い方についての訓練を行いました。
消火器の使い方は「ピノキオ」と覚えるとよいということでした。
ピ ピンを抜く
ノ ノズルを伸ばす
キ 距離を取って気を付ける
オ レバーを押す
実際に、先生や子どもたちが訓練を行いました。消火器は15秒から20秒くらいしか薬剤が出ないので、火元をねらって効果的に消火をすることが大切だそうです。また、火が天井まで上がっていたら、消火器での消火は難しいことなどを教えていただきました。それから、子どもたちは消火活動に当たるより前に、まずは非難することが大切だそうです。
校長からは、家庭生活も含めて、いつ、どこで火災に遭遇するかもしれないということを考え、もしものときの、家庭での避難の仕方や消火方法などをお家の方ともお話ししてほしいことを伝えました。
避難訓練は子どもたちの訓練である以上に、私たち大人がいかに安全に子どもたちを避難させるのかということの訓練でなければいけないというご指導を受けました。このことを心に留めて、今後も学校と子どもたちの安全・安心に努めたいと思います。