服務についての研修
入力日
2020年8月11日
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8月6日午前中後半は、教職員の服務についての研修を行いました。私たち教職員は教育に携わる公務員として、服務規律を守り、高い倫理観をもって職務に当たることが求められています。
この研修では私たちの「服務」ということについての理解を深め、自らの職務の重要性を再認識するとともに、これからの職務に生かすことを目的として実施しました。
講師は、西部教育事務所から学校運営担当 管理主任の 山口 崇 先生に来ていただき、ご指導いただきました。最初に、今年度ありました教職員の不祥事を取り上げ、不祥事根絶を「自分事」として捉えるとともに、何でも話せる風通しのよい職場が不祥事を抑止する大きな力になるということを話されました。
まさにその通りであると思いました。
その上で、この日の研修では、ハラスメント防止と交通事故防止を中心に具体的な事例なども交え、私たち自身が考える機会も設けていただきながら、分かりやすく具体的にお話しいただきました。
「ハラスメント」については、学校でも教員間だけでなく、児童と教員、保護者と教員、学校に関わるいろいろな方との間に起こりうるということや、そのため、誰もが加害者や被害者といった当事者になりうるということを学びました。特に、子どもとの関わり方においても、十分に気を付けなければいけないということを再確認しました。
また、交通事故防止についても、具体的な場面などを提示されながら、運転は認知→判断→操作の繰り返しであること、停止距離=空走距離+制動距離であることなどから、事故を起こさない運転としての「停止線での3step」や「安全な車間距離」などを具体的な行動レベルで教えていただきました。若手の先生方の事故が多いという現状もあり、本校の若手の先生方にもとても参考になったことと思います。
お話の後は、本校職員からの質問にも丁寧にお答えいただきました。
最後に、初任者の川浪先生が代表で謝辞を述べました。
川浪先生の謝辞の中では、山口管理主任の言葉の端々に出てくる「子どものため…」という言葉を捉えて、「不祥事は自分だけの問題ではなく、最後は子どもにも大きな影響を与えるということに気付くことができたので、子どもたちのためにも不祥事を起こすようなことは絶対にないようにしたい」との決意も述べていました。
多良小学校教職員一同、同じ思いです。
西部教育事務所の 山口 崇 先生、どうもありがとうございました。