教育相談についての研修会
入力日
2020年8月11日
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8月6日の午前中はまず最初に、教育相談についての研修を行いました。
講師は、スクールカウンセラーの舩津 愛 先生です。
この研修は教育相談担当で養護助教諭の溝口先生が進めてくれました。
はじめに、「休校がもたらす学校への影響 ~子どもたちはなぜ荒れるのか~」という内容で、この1学期に新型コロナウイルスのために臨時休業したことなどで、子どもや先生方にどのような影響が考えられるかということをレクチャーしていただきました。
まずは子どもたちが抱えるかもしれないストレスを見抜き、また、学級担任が一人で抱え込んで潰れてしまわないようにすることが大切だということを学びました。
「『悪いのは相手』と思うと関係が悪化する」というお話はなるほど、そうだなあと思いました。
その上で、問題行動が発生したときも、
1 みんなで学級を守り、担任一人に負わせない。
2 担任の力を維持するため、担任を誉めて守る。
3 学級の秩序を守る。
4 保護者にも理解と協力を得る。
などの具体的な対応策も教えていただきました。
その上で、級外の先生や管理職の役割の大切さなどについても触れられました。
後半は、グループワークで、お互いのよいところ探しをして、グループの先生方にお互いにメッセージを送り合いました。みんな小さなメッセージカードに一生懸命に書いていますね。
それをお互いに交換し合いました。普段、心には思っていても、なかなか言葉で伝えていないことや、自分がやっていることについて、そのように思ってくれているんだということに気付くことができる幸せな時間でした。1学期の疲れが吹っ飛び、また、2学期も頑張ろうと思えた時間になりました。
私も心温まるメッセージをいただきました。とてもうれしかったです。
次のグループワークは、大変な状況に陥ったときの危機回避や解決方法について、ブレインストーミング的にいろいろなアイディアを出し合いました。
現実には不可能なアイディアもどんどんOKということで、面白いアイディアがたくさん出てきました。
広用紙にまとめて、グループでの話題を紹介し合いました。
最後に松本教頭先生が舩津先生に謝辞を述べて、楽しい研修が終わりました。
スクールカウンセラーの舩津先生、どうもありがとうございました。