平和集会
入力日
2021年9月6日
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9月6日(月)の午後から、多良小学校では平和集会を行いました。
多良小学校では、夏休み中の登校日は0にしましたので、平和集会も9月に行うことにしたのでした。
今年度の平和集会では、第23代高校生平和大使である鹿島高校3年の川﨑花笑(かわさきはなえ)さんに来ていただき、全校児童に「平和のためにできること ~高校生平和大使からのメッセージ~」という演題でお話をしてもらいました。
この平和集会は児童会の集会委員会の人たちが進めてくれました。
始めの言葉は壱成さんが言ってくれました。「自分たちには何ができるかということを考えながら話を聴きましょう」という呼びかけがよかったです。
その後、担当の武冨先生の紹介に続けて、川﨑さんのお話を聴かせてもらいました。
川﨑さんは、途中にクイズなども織り交ぜるなど、子どもたちをひきつける工夫をしながら、低学年の子どもたちにも分かるようにとっても丁寧にお話ししてくださいました。
全国16都道府県から28人選ばれた平和大使の一人として活躍されたそうです。あいにくのコロナ禍で思うように活動ができなかったそうですが、オンラインなどを駆使して、新たな取組を次々と生み出されている姿が素晴らしいと思いました。長年、途絶えていた鹿島女学校の戦没者追悼会を再開されたことなども本当に素晴らしいことであると思いました。
川﨑さんたちが地球上から核兵器をなくし、平和な世の中をつくろうと取り組まれていることがよく分かりました。
広島、長崎で過去にどのようなことが起きたのかということについても、本校の子どもたちにわかるように教えてもらいました。
川﨑さんは、国連親善大使であるエマワトソンさんの「If not me,who? If not now,when?」(私でなければ、誰が? 今でなければ、いつ?)という言葉を引用し、平和の実現を「自分のこと」として、「今」行動に移すことの大切さを教えてくださいました。
そして、川崎さんの「心の中にはいつも平和の思いを」という言葉がとても心に残りました。
お話の後は、子どもたちがお互いに感想を伝え合いました。
感想交流のお世話をしてくれたのは集会委員会の斉さんとここみさんでした。
最後に、集会委員会の結奈さんがお礼の言葉を言ってくれました。
校長からもお礼の言葉と、今日の川﨑さんのお話を拝聴して、大切にしたいと思ったことを話しました。
1 戦争の恐ろしさは忘れないことと伝え続けることが大事!
2 平和のために大切なことは多様性、つまり、いろいろな人がいてそれぞれに違うことを認め、生かすことが大事!
3 (戦争は国と国がすることかもしれないが、)
最も身近な平和は人と人、つまり、同じ学級や学年など身近にいる人と仲良く在れるかということが大事!
担当の武冨先生からは、この集会での学びをここで終わらせないために、この後、自分の考えを綴ること、関連図書を読んでみること、祈りを込めて鶴を折ることに取り組んでほしいとのお願いがありました。
最後は斉さんの終わりの言葉で会を閉じました。
川﨑花笑さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。
この平和集会のお世話をしていただいた大石先生、武冨先生といっしょにスリーショットです。