始業式
入力日
2021年4月6日
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令和3年度の始業式は小野原先生の開式で始まりました。
校長からの話では、多良小学校の教育目標「元気いっぱい 笑顔いっぱい ともに学び合う多良っ子の育成」と目指す児童像「かしこく、やさしく、たくましく」について話しました。
かしこく
授業はもちろん、学校や家庭で直面する様々な課題を「自分の事」として捉えることができ、一人で考えるだけではなく、友達や家族、先生などと関わりながらよりよく解決しようとする子ども
やさしく
美しいものを見て、「きれいだな」と感じることができたり、困っている友達に気付いてあげたりするなど感性が豊かであり、自分以外のいろいろな価値観や考え方を認めることができ、「ありがとう」という気持ちや相手を思いやる気持ちを言葉や行動で示すことができる子ども
たくましく
規則正しい生活を送り、自分やまわりの人が危なくなるようなことはしないなど、体や心がいつも健康であるように気を付け、いつも元気で生き生きと活動し、何事も最後まであきらめないで、粘り強く取り組むことができる子ども
多良小学校で学ぶことで、こんな人になってほしいという願いを伝えました。
多良小学校もこのような子どもたちを育てるために頑張ります。
式の最後に元気よく、今年度初めての校歌を歌いました。
春休み明けでしたが、すてきな歌声であったと思います。入学式に向けて、もっともっと素敵な校歌になるように頑張りたいですね。
始業式の後は、生徒指導担当の小野原先生からお話がありました。
最初に、春休みの生活についての振り返りを行いました。守れた人や実行できた人は元気よく手を挙げています。
命を大切にすること(死ぬな!)については、春休みだけでなく、新学期からもずっと守ってほしいことです。
多良小学校の生活で守ること
◆ 立ち止まって、元気よくあいさつする
◆ 一生懸命に無言掃除
◆ 廊下は静かに右側を歩く
今年度は、特に太字の部分をしっかり意識して、さらにレベルアップしようというお話でした。
それから、2階や3階のベランダに出ないことや手すりに触らないことなどについても指導がありました。それから、今年度からは、登下校時の名札の着用の在り方を見直すこともお話がありました。
次に、人権・同和教育担当の武冨先生からお話がありました。
【武冨先生のお話の要旨】
まだまだ新型コロナウイルスは全国的に流行しています。ワクチンなどが開発されて、新型コロナウイルス自体は少しずつ怖くない病気になりつつありますが、ウイルスに感染した人や、みんなのために感染した人を治療している医療従事者やその家族に対して差別をするような人がいるそうです。
コロナウイルスに感染したくて感染している人はいません。コロナウイルスを理由に差別したり、病院で働いている人やその家族が悲しくなるようなことは絶対にしたりしないでください。「大丈夫だよ」とやさしく声をかけてほしいです。困ったことや心配なことがあったら、先生やおうちの方など、大人にぜひ、相談してください。
小野原先生は「きまりを守って、安全・安心な生活をすること」、武冨先生からは、「思いやりの気持ちをもって、優しく接すること」についてのお話でした。
ぜひ、心に留めておき、新学期からの生活で実行していきましょう。