太良町の防災について学びました(4年生)
入力日
2020年9月1日
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9月1日は「防災の日」です。昭和32年のこの日に関東大震災が発生したことから、この日を防災の日に制定し、防災への意識を高めることとしています。
多良小学校でも、9月1日(火)の3、4時間目に社会科学習として、「太良町の防災」について学びました。
太良町役場総務課防災係の杉野さんから、太良町が取り組んでいる防災についてのお話を聴きました。
次に多良中学校の体育館に完備されている災害用の備蓄倉庫を見せてもらいました。どのようなものがどのくらい備蓄されているかを子どもたちは確かめていました。
倉庫は体育館下の駐車場と体育館の2階の2か所にありました。
次に、太良町が避難所に準備している組み立て式の簡易ベッド(段ボール製)とパテーション(段ボール製)をグループに分かれて、実際に組み立ててみました。
最初に杉野さんから簡単に説明を受けてから、取り掛かりました。
出来上がったベッドに横たわってみると、結構、頑丈にできていて、4人乗っても大丈夫でした。
パーテーション(間仕切り)は最初に下の部分を固定し、その周りを段ボールの壁で取り囲むようにして作りました。
全て、段ボールだけで固定するようになっていて、よく考えられているなあと思いました。ちゃんと出入口のドアもありました。最後は元の通りに分解して、箱にしまいました。
非難したときに、この4年生が簡易ベッドやパーテーションを組み立てることができる人材になっていてくれることはとても頼もしいことだそうです。機会があったら、ぜひ、活躍してほしいです。
この後、簡易トイレの実演をしてもらい、避難所でも清潔にトイレの処理がなされることを知りました。
最後に、子どもたちからの質問に答えていただき、杉野さんによる「太良町の防災」についての授業は終わりました。質問の中では、過去にあった太良町の大きな災害ということで、昭和37年7月8日の七八災害などでは、太良町でも44名の死者が出るなどの災害があったことを知りました。
子どもたちの代表が感想を述べて、学習会を終わりました。
太良町役場の杉野さん、ありがとうございました。
今日が学習会をコーディネートしていただいた学校地域連携コーディネーターの川島さん、ありがとうございました。