初任者研修の授業参観をしました!(5年2組)
入力日
2020年9月11日
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9月10日(木)の2時間目は、初任者研修の研究授業として、5年2組の川浪先生による算数の授業を参観させてもらいました。5年生の「分数」の単元で、分母が異なる2つの分数の大小をどのように調べればよいのかということから、「通分」について学ぶ授業でした。
「3/5 と 2/3 では、どちらが大きいか」と考えるときに、分母をそろえる(通分する)とよいのですが、解決方法を見通す段階で、いろいろな考えが出てきました。
その中で、「分子をそろえてもできるんじゃないか?」という意見も出てきて、(川浪先生の想定とはちょっ違ったかもしれませんが)議論が白熱しました。5年生の子どもたちの中には、前に出て自分で図や式を書きながら、上手に説明できる子どもたちがいますね。
実際に自力解決を図る時間も、それぞれの考え方で解決に向かいました。川浪先生はヒントカードなども準備しながら、きめこまやかに子どもたちに声をかけていました。
いろいろな考え方で自力解決した結果を、全員の前で発表しています。
「分母をそろえる」という子どもたちも「分子をそろえる」という子どもたちもそれぞれに自分の考えを分かりやすく説明していました。川浪先生にとっては、最初の想定とはちょっと違う授業展開でドキドキしたかもしれませんが、いろいろな子どもの考え方をそれぞれに大切に扱いながら、授業を進めていました。さすがです。
授業は、初任研指導の髙上先生、コーディネーターの山崎先生、メンターの鹿嶋先生、教頭先生などが参観してくれました。インターンシップで多良小学校で学ばれている中島先生も参観していましたね。
放課後には、樋口先生の授業と合わせて、事後研究会を行いました。
5年2組の皆さん、川浪先生、お疲れ様でした。髙上先生を始め、授業の構想から関わっていただいた先生方、ありがとうございました。