初任者研修の授業を参観しました!(3年2組)
入力日
2020年9月11日
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9月10日(木)の4時間目は、初任者研修の研究授業として、3年2組の樋口先生による算数の授業を参観させてもらいました。3年生の「あまりのあるわり算」の単元で、問題場面によって(つまり、日常の生活の中では)、あまりを処理する際に、商をそのまま答えとできない場合があり、場面に応じてあまりを切り上げたり、切り下げたりして、適切な答えを出さなくてはいけないということについて学ぶ授業でした。
今日、みんなで考える問題は、「35人の子どもが、長いす一脚に4人ずつ座っていくときに、みんなが座るには長いすが何脚いりますか」という問題です。
問題を提示する際は、「長いす」や「4人ずつ座る」といったようなことを子どもたちがイメージしやすいように、電子黒板を使って、子どもたちに問題場面のイメージをもたせていました。
問題文の中の大切な数や言葉を確認しています。
子どもたちは、すぐに式を立てて、35÷4=8あまり3 というところまでは計算をしていました。
ほとんどの子どもたちがすぐに確かめ算まで、さっと済ませていたのはすごかったですね。
その上で、必要な長いすは8脚でいいのか、もっと必要なのか…ということを一生懸命に考えていました。
実際に図で表しながら、「長いすが9脚いるんじゃないかとということ気付づいた子どもたちも多かったようです。書画カメラに自分のノートをさっと取り込んで、電子黒板を駆使しながら、自分の考えを説明する子どもや自分の言葉でしっかり説明してくれる子どももいて頼もしく思いました。
大人が考えれば、長いすが8脚必要で、あと3人余るので、3人が座るためにあと1脚必要であるということはすぐに分かりそうですが、子どもたちの中には、問題文の中の「4人ずつ座る」ということにこだわって、「3人だけでは座れないんじゃないの?」ともやもやしている子どももいるようでした。そのことに気付いた樋口先生はそのもやもやを解決してあげていました。
そして、まとめをすると、子どもたちは適用問題に取り組んでいました。
適用問題が終わった子どもたちは、本時の振り返りをノートに書いて、終わります。
授業は、初任研指導の髙上先生、コーディネーターの山崎先生、メンターの井上先生などが参観してくれました。
放課後には、川浪先生の授業と合わせて、事後研究会を行いました。
3年2組の皆さん、樋口先生、お疲れ様でした。髙上先生を始め、授業の構想から関わっていただいた先生方、ありがとうございました。