人権集会
入力日
2021年12月13日
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遅くなりましたが、12月9日(木)の5時間目に行った「人権集会」の様子を紹介します。
人権集会は、全校児童(4年生以上)の中から立候補してくれた実行委員のメンバーが中心となって、企画・準備を行ってくれました。昼休みなども集まって、主体的に活動していました。
集会が始まる前の実行委員のみんなです。
人権集会の司会を務めるのは実行委員のななみさんと由来さんです。
始めの言葉とめあての発表をする実行委員の菜々実さんとにこさん
最初にセブンイレブンじゃんけんでアイスブレーキングをしました。アイスブレーキングの進行や説明をしてくれたのは、実行委員の蒼真さんと柊希さんです。
近くの人とペアをつくり、みんな楽しそうにじゃんけんをしていました。じゃんけんといっても普通のじゃんけんではなく、二人が出す指の数がちょうど、「7」や「11」になるように、二人で気持ちを合わせて取り組みます。
取り組んだときの気持ちをシェアリングして、次の活動につなげます。
次に人権についてのアンケートの結果発表です。結果を発表してくれるのは実行委員の結月さんと栞奈さんです。
全校の子どもたちも興味深く聞いていました。
アンケートの結果を受けて、みんなの思いや人権を守るために大切なことなどを愛奈さんたちが発表してくれました。
その後、ビデオを視聴しました。見たのはNHK for Schoolの「いじめをノックアウト!」から、「けんかといじめのちがいって何?」というお話しでした。
最後に、各学級の代表の子どもたちが人権標語(いじめ防止)を発表しました。
子どもたちが発表してくれた標語は、現在、校内に掲示してあります。
人権教育担当の武冨先生からのお話です。
人権集会を通して、気付いたこと、学んだこと、考えたことをぜひこれからに生かしてほしいとの思いを伝えられました。
途中には、子どもたち同士の意見交流の場を設け、子どもたちが対話を通して、気付きを深めていけるようにしてありました。最後の感想交流では、たくさんの子どもが人権集会を終えての感想を伝えてくれました。
校長の話では、「多様性」と「共感能力」ということについて話しました。
人はそれぞれに違うけれども、それがよいところです。お互いに違うということを認め、大切にしていけるようにしていけば、いじめや争いなどはなくなると思います。【多様性を大切にすること】
相手の気持ちを思いやる、他の人がどんな気持ちであるかを想像できることが大切です。相手やまわりの人の気持ちに寄り添い、共感できる力が豊かであれば、人が嫌がることをしたり、いじめをするような人はいなくなると思います。【共感能力を磨くこと】
最後に、愛唯さんと沙侑さんが、めあての振り返りをして、終わりの言葉を言ってくれました。
人権集会の終了後、実行委員の皆さんには、担当の武冨先生が温かいねぎらいの言葉をかけられていました。
武冨先生にうかがうと、今回の実行委員会の子どもたちはとても意欲的であり、自分たちでも一生懸命に考えながら、主体的に会の企画・運営に取り組んでいたそうです。頼もしいですね。
以上が、実行委員の皆さんです。
6年 村岡 志穂さん
5年 上戸美結さん、陣内美里さん、田中かのんさん
4年 今泉 栞奈さん、大石 結月さん、貞包 桜乃さん、野口ななみさん、
浦津 愛奈さん、江川 愛唯さん、白水 沙侑さん、新宮菜々実さん、
平井 柊希さん、古澤 由来さん、増山 にこさん、芳野 蒼真さん
お疲れさまでした。ご苦労様でした。
なお、人権集会の取組の一環で、現在、校内には心温まるポスターがたくさん貼られています。