リメンバー!長崎修学旅行(6年生)その1
入力日
2021年12月22日
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今週で2学期も終わります。9月以降、徐々に新型コロナウイルスも落ち着きを見せ、多良小学校の教育活動はほぼ予定通りに行うことができました。当然、感染防止に努めながらではありますが、子どもたちにとっても充実した2学期になったのではないかと思っています。
その中でも、6年生が1泊2日で長崎修学旅行に行けたことは、とてもよかったと思っています。当初は1学期の予定でしたが、早い時期での変更の判断がよかったおかげで、前年度と同じ宿舎で、季節的にもちょうどよい時期に行くことができました。
修学旅行での子どもたちの学びについては、たらっ子学習発表会で子どもたちが伝えました通りです。
6年生修学旅行を振り返りつつ、紹介いたします。
10月21日(木)
出発式
修学旅行も実行委員会形式で、いろいろな係を分担して担当しました。
城山小学校
学校の横に資料館が併設されていて、そこには、原爆が投下されたころの様子がたくさんの写真などの資料と共に展示してありました。子どもたちは一生懸命に資料に見入っていました。
原爆資料館
子どもたちにとっては、一番、衝撃的な見学だったことと思います。原爆の被害の様子が生々しく残されており、原子爆弾の威力なども詳しく知ることができました。
現在の核保有国の現状などについても知ることができ、多良小学校の平和学習のときのことも思い出しました。
見学の最後に、クイズにチャレンジしたり、映画を見たりしている子どもたちもたくさんいました。
松山公園(原爆落下中心地)
ここでは、平和集会を行いました。ここでも、実行委員会で平和集会を担当する子どもたちの進行で行いました。
全校の子どもたちや先生方が折った千羽鶴を奉納し、平和への誓いの言葉を述べました。
昼食
昼食は持参したお弁当を平和公園で食べました。この日の昼食は、「雨の為、駐車場のバスの中で食べた」という学校が多かった中で、多良小学校の昼食時には雨が上がり、平和公園で食べることができました。
昼食を終えると、原爆投下当時の地層が残っている箇所を見学し、二手に分かれて、フィールドワークに向かいました。
平和学習フィールドワーク
如己堂・永井隆記念館
永井博士が最後を過ごした如己堂を見学し、資料館で永井博士の業績を知りました。
浦上天主堂
浦上天主堂前ではグループごとに記念撮影を行いました。
天主堂の中や原爆で落ちた鐘楼なども見学しました。
山里小学校
小学校内にある資料館や学校の裏にある防空壕などを見学しました。
フィールドワークが終わると、平和公園に戻り、バスで宿泊するホテルに移動しました。
ホテルへの入所式も実行委員会の子どもたちの進行で行いました。
被爆体験講話
被爆体験講話では、長野靖男さんに来ていただき、お話いただきました。長野さんのお話は被爆体験だけでなく、その後、長野さんが平和のためにどのような活動をしてこられたのかということなどを詳しくお話ししていただきました。子どもたちはメモを取りながら、熱心に講話を聞いていました。
夕食
何杯もお代わりする人もいるなど、みんなおなかいっぱい、おいしい夕食をいただいていました。
こうして、第1日目は終わりました。夜に班長会議を行い、次の日の見通しを確認して終わりました。
第2日目に続く