ペア研(横山先生の授業)2年1組
入力日
2021年10月14日
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紹介が遅くなりましたが、2年1組の子どもたちの学習の様子を紹介します。
9月28日(火)の4校時に、2年学級担任の横山先生と1年担任の貞方先生がペア研を行いましたので、2年1組の授業の様子を一緒に参観させてもらいました。
子どもたちがそれぞれに自分で絵を見ながら、内容のまとまりが分かるように書き表し方を工夫して簡単な物語を書き、最後に、「お話発表会」をするという単元の見通しを横山先生は確認していますね。
子どもたちはワークシートの絵と文を比べながら、絵の中の吹き出しと同じ文を探して線を引いたり、絵の中には出てきていない言葉や大切な言葉を見つけたりしながら、分かりやすい書き方を考えていきます。
自分が考えたことを友だちと確かめ合っていますね。
絵にはかかれていないけれども、文に書かれていることなどを見つけました。
見つけことをお互いに伝え合ったり、学級のみんなの前で発表したりして、確かめました。
そして、時間に関する言葉、様子を表す言葉、場所を表す言葉などをそれぞれ「時間言葉」「様子言葉」「場所言葉」とネーミングして、このような言葉を使えるとよいことを学びました。
最後に今日の学習のまとめをして、次時からの見通しを確認して終わりました。
この授業は、「ペア研」といって、低学年部の2人でお互いに授業を見せ合って、そこでの気付きを伝え合う形で授業研究を進めています。そのため、1年生担任の貞方先生が授業を参観していますね。
多良小学校では、「普段の授業を不断に見直す」というキーワードで、佐賀県教育委員会から示されている「授業づくりのステップ123」の5つのポイントに沿って、自らの課題解決のために、授業改善に努めています。
このペア研では、そこに【他者のまなざし】を入れて、改善の状況を確認していく時間といったような位置付けです。
横山先生は、授業中も常に子どもたちをよく観察し、一人一人を、常に名前で呼びかけられますので、子どもたちもいつも当事者としての意識をもって、授業に取り組むことができているように思います。また、「〇〇〇できていた人?」といった感じで、常に子どもたちに挙手を求め、子どもたち自身が自分の状況を確認し、自己評価できるようにしています。
今後は子どもにとって、より分かりやすさを追究したワークシートの作り方などを工夫されるとさらに子どもたちの学習が深まるように思いました。教職4年目の横山先生と教職3年目の貞方先生、二人とも優秀な先生ですが、二人でどのような授業研究が行われたのでしょうか。楽しみですね。