ペア研(6年生 横山先生・田中先生)
入力日
2021年1月22日
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6年2組の横山先生と6年1組の田中先生は、1月15日(金)と1月18日(月)にペア研の授業を行いました。
教科は算数です。単元「場合を順序よく整理して」の内容で、場合の数について、落ちや重なりがないように図や表を使って調べたり、場合を整理して考えたりすることを通して、場合の数を求めたり条件に合う場合を見つけたりすることができるようになり、生活や学習に生かすことができるようになることを目標としています。
6年2組 横山先生
この授業では、3人がリレーで走る順番を決めるときに、何通りの走る順番があるかを考える授業でした。
「並び方を順序よく整理する方法を考える」というめあてで授業は進んでいきました。
いろいろな方法で、走る順番を書き出して、考えています。
いろいろな方法が考えられましたが、どうやら「樹形図」というものを使った方が重なりやもれがないように整理できるみたいです。
今回は3人だったけど、走者が4人の場合など、もっと難しくなりますね。樹形図をうまく使って整理できるようになりましょう。
授業の最後は、振り返りをして終わります。
6年1組 田中先生
この授業では、4種類のジュースから2人が1つずつジュースを選ぶときの2人の選び方がいくつあるかを考える学習でした。最初に前時に学習した「樹形図」について確認をしていました。
そして、どのような選び方があるのかをイメージし、見通しをもったら、さっそく考えてみます。
ペアの横山先生も一生懸命、子どもたちのノートをのぞき込んでいます。
ペア研では、このようにお互いに相手の授業を参観し、その授業について観察者としての評価を行います。授業者の自己評価、子どもたちによる評価の3つを突き合わせながら、そのずれなどについて考えるなどして、自分の授業について振り返っていきます。
横山先生の授業では、グループ活動で何をするのかがもう少し明確になっているとよかったように思いました。目的やゴールが明確になることで、子どもたちの主体性もきっと変わるのではないかと思います。
田中先生の授業では、前時までに「樹形図」の確認が十分でなかったのが残念でした。「樹形図」の書き方などの習熟を図ることで、もっと難しい場合の数についても整理していけるようになると思います。
学習したことを身の回りのいろいろな場面で活用できるように工夫してほしいと思います。そのことで、学んだことのよさや役立ち感が子どもたちも実感できるし、場合の数の求め方の習熟が図れることと思います。
頑張ってください。