ペア研(井上先生)4年1組
入力日
2021年12月4日
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11月30日(火)の5時間目、4年1組で井上先生のペア研の授業を行いました。
理科の授業で、単元「ものの温度ともの体積」の学習でした。
本時は、空気の温度変化による体積の変化についての実験を行っていました。
始めに、井上先生が子どもたちの前で演示実験を行い、びんの上の1円玉がなぜ、動くのかということをみんなで予想しました。
考えたことを次々に発表しました。
どうやら、中に入っている空気が関係しているようだということを予想し、自分の考えをノートに書き留めます。
次に、グループごとに空気の入ったペットボトルをお湯で温めたり、氷水で冷やしたりして、ペットボトルの変化を確かめました。
子どもたちは探究心にあふれており、手早く実験の準備を整え、実験に取り組んでいました。
氷水に入れたペットボトルは「ペコッ」とへこみ、お湯に入れるとそれがすぐに元に戻ることがわかり、なぜ、そのようなことが起きたのかをみんなで考察しました。
冷やしたり温めたりすることで、空気の体積が増えたり減ったりしているのではないかということを確かめるために、次の時間も実験を行うことになりました。
子どもたちが考えを巡らせながら、空気の温度と体積の関係を考えている様子を見ながら、大人としては当たり前のことと思っていましたが、子どもたちはこのようにして新たな知識を実感を伴って獲得していくのだということがよく分かる授業でした。
井上先生は、子どもたちの思考を大切にし、さっさと結論を教師主導でまとめてしまうのではなく、子どもたちの「なぜかなあ?」という思いを大切にしながら、次の時間につながれたように思いました。
この授業はペア研でしたので、初任者の岩永先生が参観していました。きっと、いろいろな学びがあったことと思います。2人の振り返りが楽しみですね。
井上先生、お疲れ様でした。
4年1組の皆さん、興味深い授業を見せてくれてありがとうございました。