ペア研の授業(1年生・武冨先生)
入力日
2020年9月18日
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9月17日(木)の3校時に、今年度2回目のペア研の授業を武冨先生が1年生の算数の授業で行いました。
学習指導要領では、C 測定 (1)量と測定についての理解の基礎 について学ぶようになっています。
具体的には、身の回りのものの大きさに関わる数学的活動を通して、長さ、広さ、かさなどの量を、具体的な操作によって直接比べたり、他のものを用いて比べたりすることができるようになることや、身の回りのものの特徴に着目し、量の大きさの比べ方を見つけることができるようになることを目標としています。
単元名は「おおきさくらべ」で、本時はいろいろな大きさや形の容器に入った水のかさを比べる学習です。
「形や大きさが違う2つの容器のどちらの方が水がたくさん入るだろう?」という疑問を子どもたちに投げかけます。
そして、みんなの前で実演しながら、同じ大きさのコップなどに入れて比べる方法と比べたい容器同士で移しかえる方法などを確認しました。
子どもたちは自分でも早くやってみたいのか、興味深く見ています。
さて、いよいよグループに分かれて、家庭から持ってきたいろいろな容器を比べる活動を行いました。
わんぱくルームは少し水浸しになりながらも、子どもたちは一生懸命に容器の水をコップなどに移しかえていました。
このグループの子どもたちは、同じ大きさのコップに入れるより、直接、容器から容器へ移しかえた方が簡単そうだと気付きました。「全部、入ってしまったけど、まだ、入りそうだから…」
さあ、どちらの容器のかさが大きいでしょうか。
容器がいろいろありすぎたり、水を入れるのが難しそうな容器などもあり、時間内に全ては終わりませんでしたが、1年生の子どもたちは、グループで協力しながら、水かさ比べに取り組んでいました。
最後に気付きを出し合い、振り返りを行っていました。
1年生の子どもたちが、グループで集まって、協力しながら、操作活動に取り組んでいる姿を見て、成長したなあ…と思いました。これからも、いろいろな経験を重ねて、もっともっと成長してほしいです。
1年生になかなかのチャレンジングな場面を設定していただいた武冨先生、お疲れ様でした。