ペア研の授業(4年・中村先生)
入力日
2020年10月14日
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運動会のため、イベントギャラリーへの紹介が遅くなりましたが、
9月24日(木)に4年1組で中村先生のペア研の授業を実施しました。
「割合」の単元で、ある2つの数量の関係と別の2つの数量の関係を比べるときに割合を用いることがあることを理解し、実際に2つの数量の関係を比較したことを関係図に表して考えたり、考えたことを説明したりするような学習が展開されます。
問題は「テレビ塔の高さは90mでこれは百貨店の高さの3倍です。百貨店の高さは学校の2倍です。学校の高さは何mでしょう」という問題です。子どもたちは関係図を書いて考えています。
そして、考えたことをお互いに紹介し合い、正しいかどうかを確かめています。
4年生は、学級の雰囲気もよく、和気あいあいとお互いに自分の考えを紹介し合い、吟味していました。
このような雰囲気は、子どもたちの主体的で対話的な学びを生み出し、それが深い学びにつながるのではないかと思っています。
4年1組の子どもたちは意欲的なので、進んで話し合い活動を行っています。
このように、グループで話し合う活動を授業の中に教師が位置付ける場合、その活動は子どもたちにとって、必然性があるものなのか、さらにいうと、子どもの立場で、「自分の考えを伝えたい」とか「友達の考えを知りたい」といったような気持ちにさせているのか、といったようなことはとても大切であると思います。
また、その活動はどのように進めて、活動のゴールはどうすればよいのか、といったようなことを子どもたち自身がしっかり分かっていることが大切ですね。
多良小学校 校内研修の資料から
採用2年目の中村先生のペアはベテランで算数TT少人数指導でご指導いただいている大石先生です。
さて、二人でどのような振り返りがなされたのでしょうか。
報告が楽しみです。
余談ですが、授業の終末で、中村先生が「では、まとめをします。」と言うと、間髪入れず、「自分の言葉で書くのですか。」と子どもたちから声が上がりました。教師が板書したことをノートに写すだけでなく、自分の言葉でまとめが書けるようになるとよいですね。中村先生に尋ねると他の教科で取り組んだとのことでした。