ペア研 続きます! その2
入力日
2020年6月24日
閲覧数
659
6月22日(月)は、第4時に5年2組担任の川浪先生、第5時に4年1組担任の中村先生がペア研の授業を行いました。
川浪先生は、「小数の割り算」の学習です。割られる数と割り算の答えの関係について調べます。割る数の大きさによって2つの関係が変わりますね。
とても丁寧な授業で、子どもたちが理解できているかをこまめに確認しながら授業を進めていました。
ゴムホースの重さをはかるというシチュエーションが「問題のための問題」ではなく、子どもたちにとって必然性が生まれるように仕立てるなどの工夫がみられると、子どもたちのワクワク感がもっと高まりそうです。また、子どもに予想をさせることや子どもたちに任せる場面などを作っていけるとさらによい授業になると思いました。川浪先生は初任者ですが、とてもよく頑張っています。これからが楽しみです。
中村先生は、「垂直・平行と四角形」の単元で、2つの直線の交わり方を調べる学習でした。子どもたちが考えたいろいろな交わり方を分度器や三角定規を使って仲間分けをしていました。
子どもたちが2つの交わる直線を実際に書いたり、その直線が直角かどうかを調べて分類したりするなどの学習活動が仕組まれており、子どもたちは実際に操作をしながら、理解を深めているようでした。
この時間では「垂直」という算数用語を学習していました。
子どもたちが一生懸命に調べたり、調べたことを伝えようと頑張っている姿が印象的でした。
本時の授業のまとめは「2本の直線が交わってできる角が直角のとき、この2本の直線は垂直であるといいます」でした。このことをこの時間の最初に知り、「垂直」という言葉を使いながら、垂直かそうでないかを分類する活動に取り組むと学習内容の定着が図れるかもしれないなと思ったりしていました。
子どもたちが実際に操作をしたり、考えたことを伝え合ったりする場面がたくさんあり、活動的な授業になるように準備されていたと思いました。中村先生は2年目の先生です。これからが楽しみです。
ペア研では、それぞれペアの相手の先生が参観していました。よい振り返りにつなげてほしいです。