「いじめ」について考える(5年生)
入力日
2021年3月10日
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3月5日(金)の午後に、5年生を対象に「6年生になるあなたたちへ~素敵なクラスを作っていこう」ということで、いじめについて考える授業をスクールカウンセラーの舩津先生に行ってもらいました。
まもなく、6年生となり、多良小学校のリーダーとして活躍してくれる5年生の皆さんに、今、改めて考えてほしいこととして、「いじめ」のことを取り上げました。今日のお話を生かして、6年生での新しい学級を、今以上に、誰もが安心して、笑顔で過ごすことができ、いろいろなことに前向きに取り組むことができる学級にしてほしいと思っています。また、最上級生として、後輩の中に、「いじめ」があったら、しっかりと仲裁し、やめさせてほしいという思いもあります。そのために、自分自身の「いじめ」に対する理解をさらに深め、「いじめ」に気付くことができる人になってほしいと思っています。
そのために、今年度の最後の来校となるこの日に、スクールカウンセラーの舩津先生に、「いじめについて考える」ためのお話をしていただくようにお願いしたのでした。
5時間目は5年1組、6時間目は5年2組にお話をしていただきましたが、どちらのクラスも真剣に舩津先生のお話に耳を傾けていました。
途中、NHK番組の「いじめをノックアウト!」を視聴し、「けんかといじめ」について、実際の行動を見ながら考えるなどして、いじめについての理解を深めました。
舩津先生は、お話の中で「自分がしていることに気が付けるか?」ということを問われました。「人は自分がされたことは強く覚えているが、自分がしたことはすぐに忘れてしまう」ということも言われました。大人でも間違いを起こしてしまうことはあるので、まずは、常に言動を見つめ、振り返ること、もしものときは、素直にきちんと謝り、2度と繰り返さないことなどが大切だと思いました。
舩津先生は、最後に「あなたは相手を許せる人間になれますか?」という問いかけをされました。
とても、考えることが多かった授業でした。5年生の皆さんはこのお話をどのように受け止めてくれているでしょうか。
ぜひ、充実した6年生での生活を送ってもらいたいと思います。