生徒会長選挙に当たっての挨拶(11月17日(火))
入力日
2020年11月20日
内容
2020年度、今年は大きな選挙が続きますね。まず、日本の内閣総理大臣指名選挙、そして、アメリカ大統領選挙。そして東原庠舎中央校の生徒会長選挙。どれも大事な選挙ですが、最も身近であるこの生徒会長選挙は、皆さん自身が当事者意識をもって、ジブンゴトとして参加しなければならない最も重要な選挙です。
さて、学校の主人公は皆さん自身です。学校は皆さんが「自ら考え、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動する力」すなわち「自立する力」を養う場所です。
生徒会活動はその最たる場です。その長を選ぶ選挙いよいよ始まります。僕自身とてもワクワクしています。
それぞれの候補者の皆さん、自分の思いのたけを思う存分語ってください。その思いを、その志を、聴衆の皆さんにしっかりと届けてください。真摯に誠実に自分の言葉で語ってくれることを期待しています。
そして投票するフロアの皆さん。皆さんはよき「聞き手」であってください。
「人間のコミュニケーションは主に2種類のスピーチによって成り立っている」ということを聞いたことがありますか。
一つは「沈黙のスピーチ(聞くこと)」と今一つは「語られるスピーチ(話すこと)」です。そして「語られるスピーチ」が「沈黙のスピーチ」の質より良くなることはありません。
つまり、語り手がいくらいいことを言っても、受け止める側にそれを受け止めるだけの力がないと、語られる言葉は空中戦になってしまいます。
逆に、皆さんが賢い「聞き手」であれば、「語り手」はうかつなことは言えません。皆さんが「語り手」を育てるのです。そういう意味で良識ある聴衆でいてください。
さあ始まります。来年度は義務教育学校の完成年度になります。その時代を担う大事な生徒会長を選ぶ選挙です。
今日の選挙は、郵便投票はありません。即日開票、明日には結果が判明します。皆さん、一人一人の力でエキサイティングな生徒会長選挙を作り上げてください。以上です。
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